しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

フシグロセンノウ ( 節黒仙翁 )

2011-07-19 |  7月 の花たち

                                   ↑ 2013/07/19 撮影

2013/07/11 撮影

[ナデシコ科センノウ属の多年草 ]

本州~九州の山地にかけて、
ことにやや樹陰地の草の間や林縁などに自生します。
草丈は、40~80cm。
茎は円柱形で直立し、上部で枝分かれして緑色、
節は太く紫黒色を帯びます。
葉は、卵形または楕円状披針形で長さ4~12㎝、
先は尖り、全縁で縁に短い毛があって、対生します。
花期は7~10月。
茎頂に集散状に分枝し、短い花柄を持つ、径約5㎝の朱色の花を少数付けます。
花弁は5個で倒卵形、先端はわずかに凹頭、基部には2個ずつ濃色の鱗片があります。
雄しべは10個、雌しべは1個で柱頭は5個に分かれています。
萼は長く筒状で先が5裂し、無毛です。
果実は、蒴果で長楕円形です。
名は、節が黒色なことから付いたそうです。
別名 : オウサカソウ(逢坂草)・フシ(節)

朱色の大きな花で、目立ちます。
午前中は日が射し、午後から日蔭になるような所に植えています。
細々とですが、毎年花を見せてくれます。


2013/07/21 撮影
2013/07/22 撮影
 〃
 2013/07/26 撮影
2013/07/29 撮影
 2013/07/31 撮影


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