
↑ 2011/04/10 撮影 2014/03/23 撮影
[ ユリ科カタクリ属の多年草 ]
日本では、北海道~九州、
山地の落葉樹の林内や縁の草地、北側斜面などに
群生します。
草丈は、10~20cm。
地下深くに円柱形の鱗茎(りんけい)を作ります。。
鱗茎から長い葉柄をだし、1~2枚の葉を広げます。
葉は厚く、淡緑色の長楕円形・無毛で、
通常表面に紫と白の斑紋があります。
花期は、4~5月。
鱗茎より1本の花茎を出し、
茎頂に紅紫色の花を1個、下向きに付けます。
花径4~5cm、花被片6枚で強く反り返り、
基部の近くにW字形をした濃紫色の紋があって、
その下に蜜腺があります。
花後、さく果を結び種子を散布して
地上部は夏までに枯れ、
地下の鱗茎が残ります。
日本に分布するのは1種と言われます。
鱗茎から良質の澱粉がとれ片栗粉を作りますが、
現在市販の多くはジャガイモの澱粉です。
葉・茎・花・鱗茎の全草が食べられ、
若葉を茹でておひたしなどにし、
また鱗茎をそのまま煮て食します。
名は、根の鱗片が栗の片割れに似ていることから付いたそうです。
古名 : カタカゴ(堅香子)
別名 : カタコ 2011/03/06 撮影
2011/03/23 撮影…花芽
2011/03/28 撮影
2011/04/02 撮影
2011/04/04 撮影
2011/04/06 撮影
2011/04/07 撮影…朝
2011/04/07 撮影
2011/04/08 撮影
2011/04/09 撮影
2011/04/11 撮影
2011/04/13 撮影
2011/04/13 撮影…これから
2011/04/15 撮影
2011/04/17 撮影
2011/04/19 撮影
< 2010 年 >
テレビや友人などから
片栗の花便りが聞こえ始めた頃、
庭の片栗の蕾はまだ堅かったのですが、
4月に入ってやっと膨らみ出し
花を咲かせました。
片栗は気難しい草花と思っていましたが、
気に入った場所に植えてやれば
比較的に機嫌よく花を咲かせることが解りました。
このところ毎年咲いています。
珍しく八百屋さんで見かけた花付きの片栗を
お浸しにしたら甘みがあり、
美味しく頂きました。 2010/04/11 撮影