↑ 2018/12/26 撮影
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[ サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木 ]
日本では、
本州関東東北南部~九州沖縄県にかけて、
暖地の沿海から低山の日のあまり当たらない林内に自生します。
樹高は、20~50cm。
樹皮は茶褐色で、茎は直立して分岐しません。
葉は、柄を持ち、披針形で長さ8~18㎝、幅1.5~3.5㎝、先は細く尖って、
光沢があり、質は厚く濃緑色、縁に低い波状の鋸歯があって、互生します。
茎の中程から上部に葉が付きます
花期は、7月。
葉腋から花柄を出し、その先に散形状に白色の小花を数個下向きに付けます。
花冠は径7~8㎜の浅い皿状で深く5裂します。
裂片は狭卵形で反り返ります。
がくは5裂し、裂片は長楕円形で先は鈍形です。
雄しべは5本、雌しべは1本です。
果実は核果、球形で径6~7㎜、11月頃に赤く熟し、翌年の4月頃まで残ります。
白実や黄実の品種もあり、
正月の縁起植物として鉢植えや庭木に用いられます。
別名 : ヒャクリョウ(百両)
鉢から下して、日陰になる庭石の前に植えました。
この場所が気に入って、
万両や千両のように増えますように‥。
以前植えたものは、
残念ながら4・5年で消えてしまいました。
2018/12/26 撮影