↑ 2015/04/16 撮影
2011/04/18 撮影
2015/04/16 撮影
2013/11/29 撮影…紅葉
[ ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木 ]
四国の山地、蛇紋岩地帯に自生します。
樹高は、1~2m。
幹は多数に分かれ、枝先が車輪状に分枝します。
葉は、短い柄を持ち、長さ2~4cmの倒卵形で両端が尖り、
縁に細かい鋸歯があって、密に付き互生します。
花期は、4月~5月。
新葉と共に、
枝先に壷形の白い小花を下垂して、散形花序に付けます。
果実は果で、
長さ約8㎜の狭長楕円形、上向きに付けます。
耐寒性・耐暑性に優れ、刈り込みにも強く、
花も可憐、紅葉も鮮やかで美しく、目を引きます。
現在観賞用として、小葉のドウダンツツジが栽培種となっており、
公園や庭園・生垣・庭木などに利用されます。
各地に残るドウダンツツジの古木は、
葉の幅が広い野性のヒロハドウダンツツジと思われ、
本州静岡県以西、四国、九州の限られた山地に自生し、
樹高は1~3m。白色の壷形の花を付けます。
名は、枝の分かれた形が結び灯台の脚に似るために
灯台躑躅(とうだいつつじ)と呼ばれ、
転じて灯台躑躅(どうだんつつじ)と付いたそうです。
満天星躑躅(どうだんつつじ)とも表記します。
漢名の「満天星」は、中国の太上老君のこぼした霊水がこの木の枝にかかり、
満天の星のように輝いたという故事から名付けられたそうです。
別名 : ドウダン(満天星)
4月頃、きれいに刈り込まれた株は,
枝先に新葉を輪生状に付け、
長い柄のある鈴蘭に似た白い花を沢山吊りさげます。
秋には鮮やかに紅葉します。
春の可憐な花、秋の紅葉には風情を感じます。
2015/04/10 撮影
2015/04/12 撮影
〃
2015/04/15 撮影
〃
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2015/04/16 撮影
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2015/04/19 撮影
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2015/04/22 撮影
2015/04/26 撮影
ー 日本のドウダンツツジ属の主な種 ー
東アジアおよびヒマラヤに分布し、
日本には数種が自生しています。
変種が多く、花色は比較的変化に富み、
紅葉の美しいものが多く見られます。
サラサドウダン (更紗灯台)
北海道~本州の山地に自生し、
樹高は、4m~5m。
花期は、5~6月。
淡黄色の地色に紅筋が入る鐘型の花を付けます。
果実は果で上向きに付きます。
別名 : フウリンツツジ(風鈴躑躅)
ツクシドウダン (筑紫灯台)
九州の熊本・大分・宮崎の山頂帯や尾根の岩場など狭い範囲に自生し、
紅色で鐘型の花を付けます。
白花もあります。
カイナンサラサドウダン (海南更紗灯台)
本州の愛知県・三重県・和歌山県・四国の太平洋側の、
低山の林縁や岩地に自生します。
樹高は、1~5m。
花期は、5月中旬~6月中旬。
花冠は緑色をおびた朱色の鐘形で、
先端から4分の1くらいまで5裂します。
ベニドウダン (紅灯台)
母種はシロドウダン。
本州近畿地方以西~九州の山地に自生します。
樹高は、1~3m。
花期は、5月中旬~6月下旬。
淡紅色または紅色の釣鐘形で浅く5裂し、
裂片がさらに細裂した花を付けます。
果実は果で上向きに付けます。
現在はチチブドウダンもベニドウダンと同一として
ベニドウダンに含めるのが普通ですが、
近畿以西にあるものをベニドウダンとする説もあります。
秩父に多いことからチチブドウダン(秩父灯台)とも呼ばれ、
本州の関東~近畿地方に自生し、
濃い紅色のつぼ形の花を付けます。
シロドウダン (白灯台)
本州西部・四国・九州の、
山地の一部に自生します。
花冠の縁が細かく裂け、
白色の小さいつぼ形の花を付けます。
アブラツツジ (油躑躅)
本州中部以北の山地林縁や岩地に自生します。
樹高は、3m。
花期は、5月中旬から6月下旬。
花冠は緑白色のつぼ形で、
先端が狭まって浅く5裂します。
果実は果で下向きに付きます。
コアブラツツジ (小油躑躅)
愛知県・岐阜県・奈良県などの
山地に自生します(?)。
樹高は、3m。
春は新緑が美しく、釣鐘形の花が咲き、
秋は紅葉が素晴らしいそうです。
果実は果で下向きに付きます。
ドウダンツツジ (満天星躑躅・灯台躑躅)
ツツジ科ドウダンツツジ属の植物。
上記。
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