7月16日(水曜日)、箕面市内にスタジオがあるJiku Art Creation様から、グラスアート作品「箕面のもみじ」を寄贈いただきました。
「箕面のもみじ」と題されたこのグラスアート作品は、ロクレールという技法で制作されたものです。ロクレールとは「光り輝く岩」という意味で、厚さ約3センチメートルのガラスをハンマーで割り、木枠の中に並べたガラスの隙間にエポキシ樹脂を流し込み、ガラスをつなぎ合わせる独自技法です。ガラスの割り方で光の輝き方や作品の表情が変わってくるので、ガラスを割る作業は重要です。しかし、ガラスを割る時の力の入れ方が難しく、思い通りの形に割るためには熟練の職人の技が必要だそうです。また、ガラスも気温により収縮するため、それも考慮しながらエポキシ樹脂を乾燥させ、作品を仕上げます。ひとつの作品を制作するのには、5日間ほどかかるそうです。
今回寄贈いただいた「箕面のもみじ」は、実際に箕面の滝道に落ちていたもみじを持ち帰り、それを見ながら制作された作品です。もみじの赤色と背景の黒色のコントラストがとてもきれいです。
今回寄贈いただいたようなロクレール技法の作品は、7月19日(土曜日)に開催される「みのおキャンドルロード2014」でご覧いただけます。滝道途中の梅屋敷で、「虹色あかりとグラスアート展」と題した作品展が開催されます。色とりどりのガラスを使用したランプをはじめ、もみじや「鬼に金棒」ということわざを題材にした和風のプレート作品など20点が展示されます。
Jiku Art Creationの代表向井佳子さんは、「グラスアートは、“光のアート”でもあり、光がガラスに反射してきれいに輝くところが魅力です。ぜひ、みなさん見に来てください」と話していました。
また、この夏、箕面市内のいろいろなお店で開催される街ゼミ「みのおのまち商学校」の授業のひとつとして、7月29日(火曜日)にJiku Art Creationでグラスアート体験があります。授業では、分厚いガラスをハンマーでカットする作業を体験でき、カットしたガラスは持ち帰ることができます。授業は、大人対象で、定員20名、費用は材料費1,500円です。お申し込み・詳細は、Jiku Art Creationまでお問い合わせください。
グラスアート体験~はじめてのロクレール~
日時:7月29日(火曜日)10:30~12:00
会場:Jiku Art Creation
対象:大人
定員:20名
材料費:1,500円
持ち物:軍手、ゴーグルもしくはめがね、スニーカー、ガラス片を入れる小袋
お問い合わせ・申込み:Jiku Art Creation
箕面市西小路3-2-14-102
電話072-723-7277
受付10:30~18:00(定休日:土日祝)
<素敵な作品を寄贈いただきありがとうございます!モミジーヌもキャンドルロードの時の作品展を見に行こうっと。