9月5日(金曜日)から24日(水曜日)までの20日間、国際友好都市メキシコ・クエルナバカ市にある、モレロス大学から日本語を学びに研修生が4名、現在本市に滞在中です。平成4年(1992年)から続いているこの研修は今年で22回目を迎えました。
9月10日(水曜日)には奥山副市長・具田教育長への表敬訪問、内海市議会議長・中井副議長への表敬訪問がありました。


(今年の研修生:左からホルヘさん、アスセナさん、アレハンドラさん、ルイスさん)

(表敬訪問の様子)
副市長から「日本語は難しいですか?」という質問があり、「漢字の音読みと訓読みが難しい。文法は難しくないが、漢字がとても難しい。」など、4人とも口を揃えて、漢字は難しいと言っていました。一方で、「日本語はおもしろい、楽しい、日本語が大好き。」とスペイン語ではなく、日本語で元気に答えてくれました。
現在研修生はホームスティをしています。日本の家族は親切で、とてもいい経験をしており、毎日楽しくて賑やかだということを、笑顔で副市長や教育長に話してくれました。
昨年度本市とクエルナバカ市は、国際友好都市提携10周年を迎え、本市からの訪問団が今年1月末にクエルナバカ市へ親善訪問をしています。教育長は「1月にモレロス大学に訪問させていただいた際、とても環境がよくて素晴らしい大学だという印象を受けました。また日本のことが好きだと言ってくれる人が多かったので、とても嬉しかったです。」と研修生に伝えると、「日本のアニメやマンガやテレビゲームはメキシコでもとても人気なので、それをきっかけに日本語を学ぶ人が多いです。」と答えてくれました。
最後に副市長から、サッカー男子日本代表監督がメキシコ人のアギーレ氏になったことをうけて、「メキシコ代表は強いですが、日本代表の監督は今メキシコ人なので、メキシコの次に日本代表チームも応援してくださいね!」と言われると、研修生一同「はい!」と大きな声で返事をしてくれました。
また議長・副議長表敬訪問では、日本語を勉強したきっかけを聞かれると、「子どもの時に空手を習っていたことから、日本の歴史や文化に興味を持った。日本料理に興味があって日本語を学んでいる。日本の文化にとても興味があるため。」など日本語で答えてくれました。
日本の好きな食べ物を聞かれると、お好み焼き、たこ焼きや天ぷらと関西人のような答えに、一同から笑いが起きました。
将来の夢を聞かれると、美術を専攻している研修生は、日本で自分の展覧会を開催するのが夢とのことで、議長からは「展覧会が開催されたら、必ず見に行きますから、がんばって夢を叶えてください。」と激励の言葉を受けました。

日本語や日本文化の勉強に毎日奮闘中の彼らですが、9月19日(金曜日)メイプルホール(大ホール)で午後6時30分より開催される、「第22回メキシコ文化の夕べ」に出演し、民族舞踊を披露します。(主催:箕面メキシコ友の会)今年もマリアッチの楽しいリズムに乗って、ホールがメキシコ一色に染まります。ぜひ皆さまお越しください。

<日本語研修がんばってね!

箕面市では、9月2日から10月20日まで『「滝ノ道ゆずる」が今年も出陣!ゆるキャラグランプリ2014』を応援する統一キャンペーンを実施中です。
めざせ日本一!
「滝ノ道ゆずる」への投票をよろしくお願いします!