2月2日(金曜日)、帝釈寺(箕面市粟生外院2丁目14番11号、小西徹定(こにしてつじょう)住職)で、節分の時期恒例の「節分会 福護摩祭り」が開催され、約3,000人が参拝に訪れました。厄除けや家内安全を願って、焼けた護摩木の上を素足で歩く「火渡り修行」には、約250人の参拝者が挑戦しました。
午前10時30分から始まった、本堂での護摩祈祷に続き、正午ごろには、境内に縄を張って作られた約10メートル四方の道場の中で、大護摩がたかれました。護摩壇に火がつけられると、積み上げられた木は大きな火柱を立てて燃え上がり、辺り一面は白い煙で覆われました。
そして、山伏が祈祷を行う中、「家内安全」「厄除」などと書かれた護摩木約2,500本が、次々と火の中へ投げ入れられました。
(昨年のようす)
その後、まだ煙が立ち上る護摩木の灰の上(長さ約5メートル、幅約1.5メートル)を素足で歩く「火渡り修行」が行われました。最初に住職や山伏が渡り終え、般若心経を唱える中、子どもからご高齢のかたまで、幅広い年齢層の参拝者が、素足で渡りきりました。
目を閉じ一歩一歩大切そうに踏みしめて歩くかたや、「熱い!」と声を上げながら早足で渡るかたなどがいました。参拝者は、渡りきった後、「火渡り成満(火渡り修行を無事終えました)」と書かれた半紙に、灰のついた足の裏を押しあてて足形をとり、「火渡り修行」に挑戦した記念として持ち帰りました。
3年連続で火渡り修行に挑戦した、津田加奈子さんは「とても熱かったですが、今年も大きな病気にならず健康に過ごすことができるよう、願いを込めて歩きました」と話しました。
【お問い合わせ先】
帝釈寺
TEL:072-729-4028
<鬼は外~!福は内~!今年もみんなが元気に過ごせますように♪