平成29年度予算で更新する小型水槽付消防ポンプ自動車(通称:ST車)1台と救急車1台が納車され、3月中頃から運用を開始します!
ST車は、従来の消防ポンプ自動車並みの小型なボディー形状のまま600ℓの水を積載しているため、狭隘な道路にも進入することができ、火災現場近くに到着し、積載水により迅速に放水することができます。また、少量の水で高い消火性能を有する圧縮空気泡消火装置(Compressed Air Foam System 通称:CAFS)を備えている点が特徴です。
また、新ST車の整備により、箕面消防署及び豊能消防署の双方にST車が配備されることになり、箕面市消防本部全体の消防力が強化されます。
ST車配置場所:箕面消防署
1.車両本体 日野自動車 4WD 4.00L
2.主要緒元 高さ305cm、長さ577cm、幅192cm、総重量6965㎏
3.主な積載資機材 三連はしご、各種破壊機具、ホースカー、可搬式ウィンチ、投光器など
ベース車両は日野デュトロ
三連はしごを積載
オールシャッター式
車両後面
車両左側面
車両右側面
ポンプ操作盤
安全管理用点滅灯・投光器
ポータブルウィンチ
破壊機具
続いて、救急車の紹介です!
この救急車は、車内で安定した姿勢で処置が行えるよう広い空間が確保されているため、救急隊員が迅速な処置をすることができます。また、防振ベッド機能により傷病者の方の負担を少しでも軽くし、より安全に病院へ搬送することができます。
救急車配置場所:豊能消防署東出張所
1.車両本体 トヨタ高規格救急車 4WD 2.69L
2.主要緒元 高さ249cm、長さ565cm、幅190cm、総重量3265㎏
3.主な積載資機材 搬送用資機材、傷病者生体モニター、酸素ボンベ、簡易破壊機具など
ベース車両はトヨタハイエース
車両左前部
車両右後部
酸素ボンベや破壊機具を装備
車内
防振ベッド
吸引機・生体モニター
搬送用資機材
両車両とも、これから装備品の配置、無線機の取り付け工事など最終チェックを行い、3月中旬から運用を開始します。
箕面市消防本部の新たな戦力として、緊急時に充分活躍できるように態勢を整えていきますので、引き続き、消防活動へのご理解とご協力、並びに、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
<新しい車かっこいい!!これからも箕面の安全・安心を守ってね。