7月23日(火曜日)、箕面市役所中庭で、アサンプション国際小学校の生徒が交通安全の願いを込めてデザインした傘120本が”アンブレラスカイ”としてお披露目されました。
アンブレラスカイとは、ポルトガル中部の街アゲダで、2012年に催された「アゲダグエダ」芸術祭のイベントが発祥とされ、毎年7月~9月に街のストリートの空に色とりどりの傘が敷きつめられ大変人気のあるアートプロジェクトです。もともとは商店街を歩く人や観光客向けに熱中症の対策として、日差しを避ける目的で導入されたと言われています。ポルトガルの気候は地中海性気候に属しているため、夏は気温が高いですが湿気がないので過ごしやすく、頭上を傘が覆うことで日陰が増え、街を訪れる人もゆっくり散策ができるようになりました。そして傘がもたらす日陰により観光客はゆっくり散策できるようになっただけでなく、傘のアートという見た目も鮮やかなフォトスポットがたくさんできることで、さらなる観光客の誘致や町の活性化にも繋がりました。
『アンブレラスカイ「暑い夏でも空を見上げよう」』は、「夏の交通事故防止運動」に伴い、箕面警察署やアサンプション国際小学校、その他関係団体によって行われた交通事故防止の取り組みの一つです。この取り組みは、夏休み期間に増加が予想されている子どもの交通事故を抑止するために、子ども自身が交通安全をテーマに傘を作ることで、交通安全意識を高めることを目的に行われました。さらに、箕面市役所に展示することで普段交通安全教育を受ける機会が少ない保護者や高齢者に対して、全体的な交通安全意識の高揚と交通ルールの遵守を図ることを目的としています。
色とりどりのアンブレラスカイが中庭に展示されると、来庁された方が窓際から中庭の空を眺めたり、カメラを向けて写真を撮っていました。
アンブレラスカイを撮影していた方は、「色鮮やかで綺麗だったので、思わず写真を撮りました。傘に描かれている絵もかわいいですね。」と話しました。
【お問い合わせ先】
箕面市 総務部 市民安全政策室
電話:072-724-6750
<色とりどりの傘がきれいモミ~!
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