ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

志満川さん

2010-11-09 21:00:00 | たてもの
重要文化財の旧商家丸一本間家と通りを隔てて並んでいるのは食事処“志満川”。
“しまかわ”と読みます。

ここは明治の時代、廻船問屋の建物だったものを改装していますが、正面から見るとドッシリとした構えで、駅前通りでもひときわ目を引く建物なのです。
建物の右横にも玄関があるのですが、そちらは座敷への入り口。



昔は、座敷で盛んに宴会も行われていた時代があったんですけど…。
石鍋が自慢だったんじゃなかったかなぁ。
年季の入った厚い石をコンロの上に載せて。
ジューッ。

レトロ感溢れる座敷では、時間の進むのもゆっくりに感じちゃう。
いい雰囲気だったんだけどなぁ。

最近は食堂の方だけ…。
ちょっと寂しい感じがします。



食堂のメニューは、庶民的なものが並びます。
ラーメン、カツ丼、親子丼、ニシンの親子そば、そして鍋焼きうどん…。

だけど、ワタクシは醤油ラーメンが好きなんだなぁ。
スープの透き通った昔風なやつ。
麺はコシのあるちょっぴり緩めの縮れたもの。
レンゲがついてくるんだけど、ドンブリに口をつけてズズーッて直接すするのがいいんですよ。



建物の横には大きなオレンジ色の看板。
「御食事処」
ダイナミックで味のある文字ですよね。

志満川さんは数年前の台風被害で屋根などに大きな損害を受けたのですが、その時に壁なども含めて大規模な改修をしたんですよね。
とてもきれいになりました。
もともと座敷側の方は屋根に瓦が使われていたのですが、改修の時にトタンに切り替わっています。
それでも雰囲気を大切にしてくれていますからありがたいですけどね。



その座敷入り口。
明治のような大正のような。
昔の建物のほうがオシャレですよね。
こだわりがあると言うか…。

写真家の浅井慎平さんも一度撮影に来られています。
何の雑誌だったかは忘れちゃいましたけど。

その時の雰囲気をちょっと真似して…。

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うどんもあり

2010-11-09 18:00:00 | 飲み食べ
ちょっと前の話になりますが…。
畠中町4丁目にある食事処“真月”。
昼と夜の営業ですが、ここは民宿もやっているんですよね。

玄関を入ると靴を脱いで…。
大きめのテーブルが4つ。
のんびりくつろげる空間なのです。

ここのオススメは幌加内産の蕎麦粉を使った手打ち蕎麦。
若女将が打つんですよね。
しかも相当上手い。
そして美味い。

でもね、いつでもあるって訳じゃないんですよ。
酔っぱらって行くと品切れしていることもあるんです。



そんな時のために用意されているのは“うどん”。
モチモチの食感です。
さすが手打ち蕎麦にこだわっている若女将の選んだ麺ですね。
うどんもなかなかのものです。
とろろとえび天。



寒いですからね、これからなら温かいのですね。
そう思いながら、暑がりなワタクシは冷たいのを頼んじゃうんです。
冷たいのをズルズルッ。
いやぁ、美味いです。

もう一つ自慢の品を。
蒸籠に入れられたまま出されたシュウマイです。
真月の料理は見た目も美しいので、いつも注文してから来るまでが楽しみなんです。
部屋も明るいですからね。
いい写真が撮れるんですよ。



ああ、見てたらお腹減ってきたなぁ。
今晩あたり…、行ってみますかね。

コメント (2)
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水場も冬仕様

2010-11-09 08:00:00 | 飲み食べ
増毛で人気の水場は、やっぱり國稀酒造ですね。
お酒造りにも使われている暑寒別岳の伏流水。

元々は蔵の中にある水場だけだったのですが、蔵の入り口の左手にも水場が作られています。
直接飲んでいく人、ペットボトルに入れていく人、大きなポリ容器を何個も持ってくる人。
さまざまですなぁ。
馴染みの顔も多いです。
水汲み仲間がいたりして…。



この水でいれたコーヒーは格別ですからね。
料理に使っている人もいるんじゃないかな。



でも、外の水場はそろそろ閉鎖されるようです。
國稀酒造のHPで15日閉鎖しますよ、って告知されていました。
外の水場は凍れるんです。
海風の強いところですから…。

でも、元々あった蔵の方がありますから。
年中利用可能です。



朝9時から夕方4時半まで。

名水はお金になる時代ですけど、國稀さんは無料です。
ありがたいことですね。

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