ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

雪降った

2010-11-16 20:00:00 | お天気話
降りましたねぇ。
マチが真っ白になりましたよ。
朝の散歩は、気温も氷点下になっていましたからね。
パキパキっと雪を踏みしめる音。
吹雪でないときの雪って、まんざら邪魔者でもないですな。

かえって親しみをもって迎えてしまいます。
もうちょっと小さかったら、というか子どもだったら雪をかためてぶつけ合っているところ。



もう子どもたちの通学時間。
みんなの足跡が無数に残っています。

散歩している人のものもありますね。
足跡が大きいもの…。



朝は青空でしたが、昼間は雪が降り続いたり。
徐々に冬が本格化しています。
でも、雪はねの道具はまだ早いですよね。
この寒さも明日までの予報。
また、暖かさが戻ってくれそうです。

戻るとしても、ほんの一瞬のことなんですけどね。



消防隊員は未だに自転車通勤です。
若いなぁ。
ワタクシにはマネの出来ないこと…。
雪の無いときは、坂の上まで自転車に乗ったままの時もありますからね。
大したもんだわ。



まあ、ワタクシの場合、マネをしようにも自転車が無いですからね。
徒歩で行きますよ。
とぼとぼ、とぼとぼ。
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品薄

2010-11-16 12:30:00 | 飲み食べ
“つがる”を求めていつもの山口果樹園へ。
山口さんのリンゴは評判がいいですからね。
中でも“つがる”は、うちのおばあちゃんが大好きな品種なんですけど…。

「ん?」
直売所には並んでいませんでした。
もう無いんだって。
あらぁ…、秋に吹いた強風の影響かなぁ。

“つがる”はもう終わりのようです。
でも、替わりに真っ赤な品種のリンゴが並んでいましたよ。

これは紅将軍。
赤色が鮮やかでした。
“やたか”という品種の枝変わりなんですって。
果肉はジューシーで密が入るタイプですが、ちょっと酸味がありますな。



これは“やたか”。
密入り、甘みが高くて酸味もあるタイプ。
甘くて酸味のあると言うのだったら、リンゴの特徴を全て持っているってことでもあるのかな。
じゃあ、“やたか”でなくて“ゆたか”という名前でもいいのかもね。



これはサンふじ。
縞々模様が特徴っぽいですね。
それにしても、リンゴの種類っていっぱいあり過ぎですよね。
覚えられません。
まあ、いままでのものは“ふじ”系ってことか…。



これは昂林。
もうね、特徴だとか書くの面倒です。
と言うかわかりません。
それぞれを食べてみるに限りますな。
1日1個。
家から近い(約1キロくらいか…)ので、毎日1個を買いに行くのもいい運動になるだろうなぁ。

昔、と言っても2001年のこと。
果樹園の通りを歩き続ける映画があった。

「歩く、人」

緒形拳さんが主演した映画。
香川照之さんや大塚寧々さんも。

監督は今春公開された仲代達也さん主演の「春との旅」を撮った小林政広さん。
ほとんど増毛での撮影。
あれから9年。
時の経つのは早いものですね。
何となく思い出しちゃったなぁ。



これは“初雪”という品種。
珍しい名前だなぁ、って思っていたら、やっぱり珍しいものだったみたいです。
昨日、果樹協会長に聞いたら「山口さんくらいじゃないかい、作ってるの。」って言ってましたから。



毎日1個ずつのリンゴ。
そろそろ健康に気をつけないとダメな年だしね。
医者いらずとも言うみたいだし。
頼ってみようかな。
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Uキッズ2007

2010-11-16 08:00:00 | 考えたら
今から3年前のこと。
道内ローカル放送のUHB(北海道文化放送)事業部の皆さんにより企画していただいた「Uキッズ2007」。

道内の小学校中高学年向けの夏休み食育体験プログラム会場になったのは、その前年に廃校となった信砂小学校の校舎でした。
しかも、その授業には当町出身のフレンチ料理人、三國清三シェフにもお越しいただきました。
1年しか経っていないとは言え、廃校になってしまった校舎を使うのは、結構大変なことでしたね。毎日毎日掃除の連続。教室に寝泊まり用のゴザを敷き詰めて、窓や扉にはプライバシー保護用のカーテンを取り付け…。

1年で溜まったハエやテントウムシ、カメムシなどの死骸の山…。
掃除機、ほうき、ぞうきん掛け、網戸直し。
いったい何日通っただろう…。

そこに3泊4日。
当日は子どもたちの元気な笑顔がありましたよ。



廃校になったとは言え、新築されてから11年しか経っていない学校ですからね。
とてもきれいな校舎なんです。
しかも木造のいい感じな校舎は、静かな田園地帯の中に建っているんですもの。
これ以上の環境はありませんね。

Uキッズは、毎回の食事もとても大切。
食事は駅前にある寿司のまつくらさんにお世話になったんです。
学校の中で朝昼夕の3食分。
食事の都度、数時間前から準備を進めて温かくて美味しいものを調達してくれました。
大将、女将さん、そして3人の力強い息子さんたち。

マチにはこんなメニューを受ける仕掛けなどありませんが、コーディネートさえ出来れば、実行する力はあるんです。
増毛的資質とでも言いましょうか。
ちょっとシャイなところがあるので、自分たちからは提示することは無いんですけどね。



要は注文する側として、ペイするかどうかの見極めと達成感のある仕事を作り出せるかということ、かな。
お手伝いしていてそう思いましたね。
この時は、ほとんど授業というカッチリした枠にはまったものでしたが、これを見習って増毛オリジナルなものを作り出したっていいんじゃないかと思うんですよ。

素材、そして力もこのマチには備わっているんですからね。

それにしても、この校舎。
随所に魅力的な仕掛けがあるんです。
連絡通路で繋がる部屋は音楽室。
八角形だったかな。
とても明るい部屋なんですよね。

こんな施設が4年も埋もれているんですから。



さあ、皆さんならいくらでお買い求めいただけますかね?
リースでも結構ですけど。
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