普通の…

昨日、郵便局から「お宅宛にＤＶＤが届いていますが、お心当たりはありますか？」
という電話をもらいました。
「とりあえずお宅に伺います。」って。

電話を切って間もなく…。
来ましたよ、郵便局員さん。

「ん？　これ、ですか…。」
ワタクシ、心当たりはありませんけどねぇ。
ネットで買い物したこと無いし。
しかも、送ってきたのは“(株)チャンネル・ツー”って会社。
んー、ちょっと怪しいかも。
どうしましょー。

郵便局員さんの説明は続きます。
「最近、このような送りつけ商法もあるみたいですからねぇ。」
「どうします？受け取り拒否します？」
ついにワタクシにも、このような魔の手が…。
ビビリますなぁ。

さらに「他にも何軒かのところに届いているみたいですねぇ…。」

ほほう。
これは間違いないな。
“送りつけ商法だわっ。”というワタクシの結論。

なので、丁重に受け取り拒否のサインをしたのですが…。



待てよ…。

玄関の戸が閉まり、郵便局員さんは乗ってきた赤い車へ。
ワタクシ、すぐさま２階のパソコンに向かい、とりあえず調べましたよ。

「(株)チャンネル・ツー」

業務内容）音楽イベントの企画制作
主な取引先）財団法人ヤマハ音楽振興会、北海道吹奏楽連盟…。

「あら、この前、キタエールで開催されたマーチング全道大会を記録したＤＶＤでしょ。」そう言えば、その時の会場で注文してたわ。

よく見たら、送り状の端っこに「イベントＭ＆Ｂ」とありましたからねぇ。
Ｍ＆Ｂ。
マーチングアンドバトン…、か。

急いで外に出たら、まだ郵便局員さんいましたよ。
どこかと連絡をとっていたみたい。

と言う訳でワタクシ、無事購入ということになりました。
ウチで拒否していたら、他の家にも連鎖したのかな。
そんなことないか、普通、注文したこと忘れないよね。

それにしても、まぎらわしいわ。
チャンネル・ツーって。
２チャンネルとゴチャ混ぜのワタクシなのでした。

えび三昧

さて、昨日いただいたエビの箱。
早速調理に取りかかりますが、何と言っても生きていますからねぇ。
触るとピョンピョン。
彼らもビックリしているのでしょうけど、触るワタクシどもも驚いてしまいます。

透き通る赤い殻。
ほっぺたのところ（たぶん違うと思うんですけど、頭の一番膨らんでいるところ）も薄く透き通っていて、エラがピクピク動いているのがわかるんです。
やっぱり、これくらいの寒さの方が甘エビも元気なので観察するにはちょうどいいんですね。



動くエビにもビビらず、次々に殻をむいていきます。
活状態のエビは殻に身がついているので外しにくいんです。
気を抜くと殻が指に刺さったりもしますからね。
とても時間のかかる作業。

もう極上のプリプリ。
身に角があるんじゃないか、って思えるくらい。

“クルンクルン”という表現がピッタリの状態ですね。



そして夕食どき。
ちょっと落ち着いた甘エビの姿。
うっすらと白みが出ていますかね。

それにしてもホントの甘みが出るには、一晩くらいおかないと…。

でもねぇ。
増毛人は待っていられないのですよ。
プリプリがいいんです。
もちろんトロトロも好きですけど。



外された頭は味噌汁に。
ウチのおばあちゃん。
鍋一杯に作りましたよ。
１箱分の頭を入れて…。

１箱分の頭、って実際凄い量ですから。
それを煮立てるんですからね。
「濃厚な」という表現は、こういうものを指すんだと思いますわ。
エビのダシが出まくり。
ちょっと濃すぎるくらい。



「あー、美味い。」
ちょっと濃いめのエビ汁は、ご飯もすすみますなぁ。

「いっぱいあるよぉ。」って、おばあちゃん。
お代わりしますけど、減量中の身なので…。
２杯で勘弁してくださいな。

風待ち

駅前の角。
観光案内所になっている「風待食堂」。

食堂と言っても昔（１９８１年）の映画「駅STATION」のロケ地になったもの。
雑貨屋だったお店を食堂という設定にして…。

昭和８年に建てられた多田商店ですが、だいぶくたびれていましたからね。
建築の技師に見てもらったら倒壊の危機が…、なんて言われちゃいました。

なので、数年前から補強を含めた改修作業に取りかかっています。
今のイメージを壊さないように。



どうですかね。
ビシッとなりましたな。
歪んでいたところがスッキリしました。

ドンと真ん中にあった自動販売機も右の方へ移動しましたし。
でも、角の柱のところがとても弱っていたので、扉２枚分ずつを壁にすることで強度を保っています。
ここからは外の光りが入らないのですよぉ。
そんなところがもう１箇所ほどあったりして。



しばらく外されていた多田商店の看板も復活しました。
久しぶりに見るなぁ。
こうして見ると結構いい感じだわ。
２階には１０畳１つと８畳３つの部屋があります。
せっかく改修したんですからね。
何かに使ってみましょうか。



風待食堂。

駅前通りは、ここ１０年くらいで飲食関係のお店が何軒か増えました。
それぞれのお店が自慢の味を競っています。

昔は寿司店が３軒、そしてラーメンと丼ものの志満川食堂があったくらい。
今では、どこで食べようかって悩んじゃいそうです。

希望者がいれば、ここも看板の通り。
食堂ってのもアリかも知れませんな。

職人の味

駅前通りにある小さなお店“すが宗”。
握りが美味いと評判のお店なのですが、１１月から翌年２月末まではお休みなんです。
ちょっと残念なんですけどね。
その代わりと言っちゃ何ですけど、大将が作る加工品メニューは冬期間も販売されています。
昨日の夜は、いただきものの甘エビのお刺身。

「シメサバも食べたいねぇ。」
家族の希望もあったので、行って来ましたよ。
久しぶりだなぁ。



お店の入り口に掛かる暖簾。
前と変わらないようですけど、今度のは珍味処となっていましたね。
美味しさはもちろんですが、美しい仕事をする大将の気持ちが伝わってきます。

さて、シメサバです。
お店の中の冷凍庫にありましたよ。
肉厚のいい感じ。



すし屋のしめさば。
もちろん、保存用の調味料は使用しておりません。
と書かれておりました。



もうちょっと洒落たお皿に盛りつければ良かったんですけどね。
脂ののったいいサバですね。
しっとりとした食感です。
いつものパサパサタイプとは違うので、我が家のお子ちゃまは、ちょっと戸惑い気味。



サラッとしてとても繊細な味。

ああ、食べ続けていると、やっぱりお寿司が食べたくなっちゃいますね。
来年の３月かぁ。
待ち遠しいです。