ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

歩くこと

2010-11-24 22:00:00 | どこかへ
最近、と言ってももう随分前から…。

マチの中を歩く人が増えているんですけど。
しかもこのマチの人たち。

流行っているんだなぁ。
この前の日曜の朝、職場の若手が歩いているのとすれ違ったもの。
みんなどうしちゃったんだろう。
健康志向なのかな。

朝だったり、夜だったり、歩く時間帯は人それぞれ。
黙々と腕を振って。
ヘッドフォンをかけている人も。
何だかカッコいい。

歩き始めると気持ちのいいものなのですか。
皆さん何キロも。
どうなの?
気持ちいいんですか。



マチの中には、感動してしまう場所が多いですからね。
増毛小学校のある丘も含めれば、起伏のあるコースがとれたり。
果樹園をまわれば季節毎に実るくだものの姿も楽しむことができます。
もちろん、海のそばなら潮騒と潮風の香りも。



昨日のお昼過ぎ、毎朝の散歩コースを外れ、暑寒沢の果樹園まで行ってみましたよ。

トボトボと。

ウオーキングのスピードにはほど遠いもの。
ダラダラ歩き。
まあ、ワタクシの場合は、カメラで風景を撮ることが大事なので、もともと真っ直ぐ歩くつもりも無いのですがね。

普段通り過ぎている道も、周りを見ながらゆっくり歩くと、見落としている美しさに感動することもあったりして。
歩いてみようかな。

毎朝の犬の散歩は必須。
ではワタクシの健康づくりのウオーキングは夜ってことか。
じゃあ、カメラは…。
黙々と歩くというメニューになるんですね。

ちょっと考えてみます。
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便利にしておいて

2010-11-24 18:00:00 | おおらか
国道231号線。
札幌の方から海岸線をひた走ること2時間ちょっと。
最後の大別苅トンネルをくぐると、もう空をさえぎるものはありません。
沢の間を縫うように続く長く緩い下り坂。

その先に見えてくる空と海。
毎日海を見続けているワタクシですが、この景色は何度見ても飽きないのです。

まあ、札幌から来られる皆さんなら、ずっと海岸線を通っていますからね。
珍しくも何ともないのかも知れませんけど…。



ここから見る景色というのは…。

札幌までの道を造り始める前の話。
まだ雄冬までの定期船がバリバリ動いていた頃。
ここから先(実際は後ろ側)の工事が始まったのは1958年のこと。
既に半世紀前の話になってしまいました。

ちょうどこの後ろあたりから道が無かったんですよね。
留萌から来た国道が、この場所でプツッと切れていたんです。
ここまで登ってきて振り返った景色。
未着工時の景色が、これと全く同じだとは思いませんけど…。



今は防災ステーションも出来て、トイレも完備されています。
便利になりましたね。
道路維持の車両も揃っているので冬道の雪も心配いらず。
いい世の中になったなぁ。

そう言いたいところですけど…。
今年の冬は除雪費の削減で路上の積雪量の基準が引き上げられるのだとか。
無駄なお金をかけない、って主旨には賛成するんですけどね。
除雪基準の見直しというのはどうも…。

降り積もる雪が多くなれば“わだち”も深くなるので、ハンドルをとられやすいんです。
オートマチックや4輪駆動車が一般的になって、女性や高齢のドライバーも増えました。暮らしが快適になった結果、行動範囲も広くなったということなのですけどね。
馴染んだ路面が、大きく変化することになれば…。

事故が増えないように祈るだけですね。
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活きが良すぎること

2010-11-24 12:30:00 | 飲み食べ
日曜にもらったホタテ。
この日は朝に甘エビをもらって…。
夕食はお刺身にしようと思っていましたから、とってもツキのある一日になりました。

パカパカ。
ときたま殻の閉じる音が聞こえます。
ホタテって海中で泳ぐことができるんですよね。
吸い込んだ水を勢いよく吹きだして…。

そんな力のあるホタテですからね。
生きてるうちは殻から外すのが大変です。
コレ、甘エビの時と同じような状態。

マチの金物店には専用の殻むき用具が売っているんですけどね。
うちは商売じゃないですから、そんなものありません。
なので、おばあちゃんが包丁で3枚ほどチャレンジしたんですけど…。
先の尖ったものだと貝柱がキズついてボロボロになっちゃう。
とりあえず刺身用の3枚で一旦終了です。

さてさて、どうするこのホタテ貝。
と言うことで、お肉を食べるときのテーブルナイフを使ってチャレンジしてみましたよ。
これはイベントの時などでも使うことがありますからね。
意外と便利な代物です。

口が半開きのボーッとしている貝から手をつけていきます。
刺激しないように、そーっと…。
貝のスキを見計らって、一気にナイフを入れちゃうんです。

外す時は殻の丸みが浅い方から。
その方が外しやすいですね。
口がピッタリ閉まっているときは、2枚の殻の付け根側にある、ちょっとの隙間からナイフを差し込みコチョコチョっと左右に振るだけ。
その時も、丸みの浅い方をちゃんと確認して…。
ものの5、6秒でパカッといけちゃいますね。

慣れればもっと早くなるんでしょうけど。

殻から外されたばかりの貝柱は弾力が凄いんですよね。
こんもり盛り上がっていて、コリコリっとした食感です。



踊り食いとは言いませんけど、それに近い感覚ですな。
プリプリ。

でもね、活きの良さを求め過ぎると、食材のもつ甘みを感じることが難しくなっちゃう。
活きが良過ぎるというのも善し悪し…。
贅沢な悩みですな。
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