東門を抜け、天守閣へと近付いて行く。
途中で出会うのは加藤清正石曳きの像。
石垣づくりの名人。
名古屋城築城の際には、最も重要な天守台の石垣を担当したそうな。
そんな歴史の何にも触れたことの無い北海道人ですから。
こんなに年を取っているのに。
だからその遅れを取り戻すように、たくさんたくさん観て歩くのです。
重要文化財の東南隅櫓。
本丸の南東隅に位置し、1612年頃に建てられたもの。
麺屋。
あー、暖簾が出てますねぇ。
きしめんは旅の初日に熱田神宮の境内でいただきましたけど…。
味わい深く美味いものでした。
そこそこの違いは食べ歩かなきゃわからないんだよなぁ。
こちらも重要文化財の表二之門。
本丸の南側にある門。
門柱や扉に使われている木材は太く、鉄板が打ち付けられた堅固な造り。
ポツポツと開いた小さな穴は鉄砲用のものらしいです。
堀の向こうは西之丸になりますか、石垣の角には西南隅櫓が僅かに見えていたのですね。
この時は全然気付かず。
城の中に点在する建物の位置関係は不勉強でした。
この先にある正門にも行かず仕舞い。
あら、鹿の姿。
雨降りだけどのんびりとお食事中。
それでは本丸へと進みます。
初めての場所。
ちょっと緊張します。
キラキラとした建物は本丸御殿。
焼失して再建されたものですが、元は1615年に尾張藩主の住居かつ藩の政庁として建てられたものとか。
近世城郭御殿の最高傑作らしいです。
空襲で焼失したものの、史料から復元に取り組まれ2018年に豪華な往時の姿が蘇ったのだそう。
後ほどお邪魔致します。
右が天守閣、左は小天守閣。
残念ながら外観だけしか見ることが出来ません。
とにかくご立派。
徳川の横幕が張られている場所は記念撮影が出来るのでしょうか。
写真屋さんのものかも知れませんな。
少し離れて歩きます。
さあ、ワタクシどもは本丸御殿へお邪魔致します。
と、その前に見学についての説明がありました。
一度に入場出来る人数を制限しているようです。
おかげで混み合うことなく、ゆったりと見学出来ました。
まずは傘を外の置き場へ。
それではお邪魔致します。