この記事は2日からでしたかね。
「北海道庁のリアル」と題して書かれたものは第2部の表示。
あれ、1部はわからんなー。
読まなかったかも。
さまよう巨大組織は、国と市町村の間で存在感が薄れて行くって内容。
あくまでも前例主義の組織だから。
特に鉄路の廃止提案では、経験も何も持ち合わせない広域行政など役に立つワケもありません。
地域とともに活用法を探し当てる覚悟が無きゃ…。
さまざまな視点から面白そうなネタを探すことも大事かなと思いますが、チャレンジャーでは無いんだな。
極端な財源不足も要因のひとつ。
行政の公平性って言えばそれなりに聞こえるけど。
片寄った支出になるくらいなら「誰にも何もしない」ってのもある意味平等ですか。
賢いハズの集団は、いつも後ろ向きです。
そんな時、中央と市町村が直接連系するシステムが入り込んでしまう。
中央から流れて来る情報は、そのままメールに貼り付けて流すのが一般的。
本来であれば、地域の実情を把握し分析しながら、そこで使えそうなメニューを選びアドバイスするってのもありがたいけど…。
市町村との連携プレーで何とか地域を発展させたい。
それは贅沢な希望なのかも知れません。
宿泊税導入でも揉めたように、地域で調整しながら施策を磨くという力を失ったかのように感じてしまいます。
まあ、事務仕事と割り切ってしまえばそれまでのこと。
守るものは、組織でも地域でも無く…。
やっぱり自分。
巨大組織で頭角を現す。
それなりの経験を積んで陣頭指揮を執ることが夢。
豊富な経験から地域とともに伸びて行けるといいんだけど。
結局は個人が伸びてどこかへ行っちゃう。
まあ、それもまた人生です。
回数を追うごとに広域自治体とは何だ、ってテーマが深堀されて行く。
地域おこし的な面と行政判断する骨組みの部分。
前者は裏方で、後者は主役。
マイナンバー制度がどこまで便利で安心に使えるようになるのか、未だ半信半疑なワタクシですがね。
どこに住んでいても同じ行政サービス。
少なくとも都道府県の同じエリアであればそうなるべきでしょうけど。
その判断をしないツケは、次第に大きくなりそうな気もします。
最終回は市町村に派遣する職員のことが書かれていました。
異動を嫌う職員が多くなっているのだとか。
全道14の区域に分け、振り分けられるとしたら都会暮らしを希望する人が多くなるのは当然です。
若いうちもそうだし、家族を持ったなら学校や病院だって大事なことだもの。
だけどその格差をどれだけ解消して行くのか、ってことも重要な任務…。
ううーん、そこまで言っちゃ期待し過ぎかー。