歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

最愛の人を失うということ。

2012-08-19 | 日記
生きている事の意味を知るには絶好のチャンスなのだ。
多くは、自分の為に生きていると思っている。

だから、気の弱い人は考える。
自分はなんのために「生きている」のかと・・・

しかし、ほとんどの人々は生きてることに意味を見出せずにいる。
それは、実感しないからなのだろう・・・「生きている」て。
呼吸をすることを実感して暮らしているひとなどいないからだ。
意識しだすとパニックを起こすからだ。

最愛のひとが死を覚悟しなければならなくなった時はどうするのか。

どうもしない。

なにをしてやれるかは…一応考える。
そして、行動する。
迷惑は承知で。そうしなければ意味がみいだせない。

バンドやろうよ・・・とか、楽しく過ごそうよ・・・とか。
大丈夫だよ、まだ死んでないし とか。
軽口をたたいてイイ気分になってる輩を見ると腹が立つ。

誰しも
カッコよく、努力の片りんも見せずに病気と闘おうなんて甘すぎるわけで、
不格好にのたうち回りながら生き続けなくてはならない。
「助けてほしい!」
と誰かに叫んだ時から「生きる」ことは始まる訳だし

重いだの、軽いなどと
命の重さを言葉にしてはならない。

カッコよく死にたいのであれば、決して病気のことなど口にすべきではない。
それが死にゆくもののルールであろう。

また、ひとり、忘れるために努力をしなくてはならなくなった。
辛くはないが・・・・哀しい。

いまは、ただそれだけだ。