歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

ひとりぼっちになったんだ。そんな気分にならないのはどうした訳だ…。

2017-08-30 | その他
2週間前に父が死んで
2週間後に母が死んだ。
3週間前にふたりを見舞った。
その前から感じてた。
呼吸をしてる内に顔を見せておこう。
ハタチの頃に家を出た。
一年に一回ぐらいは帰っていた。
もともと親孝行なんて事は柄では無かったし彼等もそんな僕を期待したわけでは無かったし。

もう少し寂し気持ちになるのか…と思ったけれどそうならない。
親との縁が薄いのだろう。
それとも、死んだ事を認めていないのだろうか?

哀しみを感じられなくなったらおしまいじゃないか。

そんな言葉をカラスが叫びながら僕の頭を掠めるように飛んで行った。

夕陽はなくて、雨が降り出した。
ビニール傘を買う気になれない。

なんだか慌たゞし日々に揉まれてるだけの様な気になってきた。

あしたは、新潟へ行く。
詰まらない仕事なのだ。
でも、ないよりはマシだ。
そんなことを考えたりすることが詰まらなくなってる。そんな自分に気が付いて大声を出したくなってしまった。

なんの映画だか忘れてしまったけれど。
「失望したり、裏切られたりしたら、声に出せばいい。自分を曝け出せばいい…」エンドロールに流れた歌を思い出した。

飾り物をぶら下げていては辛いだけ。

曝け出せば楽になる。

でも、さらけ出す自分がない。

まったくもって詰まらない人間なんた。

僕は。


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