みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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映画版『レ・ミゼラブル』

2005年04月30日 | 映画(DVD含む)
以前BSで録画したものを見直しました。
これは『オペラ座の怪人』みたいにミュージカルじゃないですけど。
ジャン・バルジャン=リーアム・ニーソン、ジャベール=ジェフリー・ラッシュです。
ちなみにファンティーヌ=ユマ・サーマン、コゼット=クレア・ディンズ。

やっぱり長編の内容を凝縮させるのは難しいのですよね。
全体的には舞台版の方が好きだと思いました。
でも映画は舞台にはない説明もあって、レミゼは奥が深い作品だと改めて感じた。
リーアム・ニーソンはぴったりのキャラだと思います。大柄だし。
コゼットに対する思いはかなり強く、絶対あんたマリウスに嫉妬しているっしょ?と思った(笑)

そしてジェフリー・ラッシュは・・・どうしても『シャイン』のあのピアニストの演技が
忘れられないのですが、かなり神経質なジャベール警部です!
やっぱり、この人は壊れるくらいに繊細な神経を持った人の役が似合うのだろうか?!
病院の対決のシーンではかなりボコボコにされています(笑)
舞台の方は一発くらって倒れるのですが、壁に頭ガンガン打ち付けられています
その後、テナルディエの住む町まで馬車で追跡するのですが、スピード出しすぎて、
馬車が横転してるし、追いつめても逃げられるし、ピストルの弾当たらないし・・・。
そう考えると、彼って職務に忠実なんだけど、頑張ってるけど、いつも逃げられてしまいますよね。
それだから余計にバルジャン逮捕に燃えているんでしょうけど。

で、この映画、最初に見たとき「おい、これで終わりかい?!」と思ったのですが、
ジャベールの自殺で THE END・・・・・
しかもバルジャンの目の前でセーヌ川に飛び込みます。
自らに手錠をかけて、真っ昼間のセーヌ川に・・・。

ここはやはり、舞台版が好き。取り乱して、笑って、混乱して飛び込んで欲しい・・・。
(ついでに、私は飛び込んだ後、ゴロゴロ舞台袖に回転していく姿が忘れられないのです・・・)
しかもバルジャンはそれを見て、「えっ!」な表情をしてすぐにセーヌ川沿いを歩く・・・。
そしてエンドロール・・・。これだけだと、バルジャンVSジャベール物語・・・。
他の映画作品も見てみたいです。