昨年度のアカデミー作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞の4部門を受賞した作品です。最近、監督としても目覚ましい活躍のイーストウッドがメガホン&出演。私は公開当初、とても見たかったのですが、何故か見逃してしまい・・・やっと借りてきました。
【あらすじ】
「自分を守れ」が信条の老トレーナー、フランキーは、23年来の付き合いとなる雑用係のスクラップと、昔ながらのジム、ヒット・ピットでボクサーを育成している。有望株のウィリーは、教え子を大事に思う余りタイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、別のマネージャーの下へと去ってゆく。そんな折、フランキーの前に現れた女性ボクサー、マギー。マギーはフランキーの指導を乞うが、昔気質のフランキーは女のボクサーを認めようとしない。だが連日ジムに通い詰めるマギーの一本気さに、やがてフランキーの心も揺り動かされ始めるのだった。
【感想・ネタばれ有り】
私はあらすじを読むだけでは、女性ボクサーのサクセスストーリーだと思っていました。前半は・・・ちょっと退屈だなぁなんて思ってしまったりしていたのですが・・・後半は滂沱の涙。結末も予想外というか何というか・・・。でも、この結果も「究極の愛情」なのかな?と感じてしまいました・・・。
イーストウッド監督作品はほぼ見ていると思いますが、前作『ミスティック・リバー』はやや不完全燃焼だったのですが(役者には満足!でしたけど)、今回は素晴らしいの一言です。もちろん役者としての彼ももの凄く良かったです。最後、呼吸器を外して注射を打つシーンは・・・切ないの一言。そして、毎日教会に行き、後半はマギーの為に祈り、神父様に相談するところも泣けてきました。
そして主演のヒラリー・スワンクもこれは賞を取って当然でしょう!という素晴らしい演技でした。ボクシングのシーンはもちろん・・・。恵まれない家庭、報われない人生、そして苦しい生き方・・・。呼吸器なしでは自分で呼吸ができず、ボクシングという生き甲斐も失い、自ら舌を切って死のうとする・・・「生きる意味」って何?!を投げかけられました。でも一見、不幸なエンディングに見えるけど、ほんの一瞬でもチャンスを掴み輝いていた彼女の人生は決して不幸なばかりじゃないと思いました。でも最後は切ないけど・・・
久々に味わい深いハリウッド映画に出会った気がします。
【あらすじ】
「自分を守れ」が信条の老トレーナー、フランキーは、23年来の付き合いとなる雑用係のスクラップと、昔ながらのジム、ヒット・ピットでボクサーを育成している。有望株のウィリーは、教え子を大事に思う余りタイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、別のマネージャーの下へと去ってゆく。そんな折、フランキーの前に現れた女性ボクサー、マギー。マギーはフランキーの指導を乞うが、昔気質のフランキーは女のボクサーを認めようとしない。だが連日ジムに通い詰めるマギーの一本気さに、やがてフランキーの心も揺り動かされ始めるのだった。
【感想・ネタばれ有り】
私はあらすじを読むだけでは、女性ボクサーのサクセスストーリーだと思っていました。前半は・・・ちょっと退屈だなぁなんて思ってしまったりしていたのですが・・・後半は滂沱の涙。結末も予想外というか何というか・・・。でも、この結果も「究極の愛情」なのかな?と感じてしまいました・・・。
イーストウッド監督作品はほぼ見ていると思いますが、前作『ミスティック・リバー』はやや不完全燃焼だったのですが(役者には満足!でしたけど)、今回は素晴らしいの一言です。もちろん役者としての彼ももの凄く良かったです。最後、呼吸器を外して注射を打つシーンは・・・切ないの一言。そして、毎日教会に行き、後半はマギーの為に祈り、神父様に相談するところも泣けてきました。
そして主演のヒラリー・スワンクもこれは賞を取って当然でしょう!という素晴らしい演技でした。ボクシングのシーンはもちろん・・・。恵まれない家庭、報われない人生、そして苦しい生き方・・・。呼吸器なしでは自分で呼吸ができず、ボクシングという生き甲斐も失い、自ら舌を切って死のうとする・・・「生きる意味」って何?!を投げかけられました。でも一見、不幸なエンディングに見えるけど、ほんの一瞬でもチャンスを掴み輝いていた彼女の人生は決して不幸なばかりじゃないと思いました。でも最後は切ないけど・・・
久々に味わい深いハリウッド映画に出会った気がします。