なんとなく半額だし借りてきました。『亡国のイージス』と同じ福井作品ですし。でも、私はこちらは未読だったし、公開時も見に行けませんでした。
太平洋戦争も終結を向かえようとしている日本の潜水艦(伊507)が東京への原爆投下を阻止する・・という話しです。史実っていうよりも、SFちっくで楽しむと面白いです。でもつっこみどころ多々ありって感じで、私はちょっといまいちでしたね。面白い部分もあれば、ちょっと・・な部分もあり・・・^^;。一緒に見た母は面白かったらしいけど。
原作を読んでいないから分からないのかもしれないけど、なんであの堤真一の人が無条件降伏してアメリカの属国にならないために、日本の未来をつくるためにアメリカと手を組んで、ローレライシステムと引き替えに東京に原爆を落としたいのかが私にはさっぱりでした。アメリカに頼っているその時点で駄目じゃん、しかもなんで同胞を殺す必要と自国首都を攻撃させるんよ、あんた!と^^;(原作読めば分かるの?うーん、これが現代への皮肉?!)。でも堤真一の海軍制服姿はかっこよかった・・・(それが救い?)
佐藤隆太の役が良かったな。で、最後に伊507はどこへ行っちゃったんでしょ?あんなに敵艦隊に囲まれていたのにすごすぎです(つっこんじゃ駄目!)、妻夫木君とあの子がどうなったかは分かりましたが。