みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

坂東玉三郎X鼓童 『アマテラス』

2006年07月25日 | テレビ
 先日、教育テレビ芸術劇場にて玉三郎さんと和太鼓集団の鼓童のコラボレーション舞台『アマテラス』の放送があったので、ビデオに録画して見ました。最近になってケーブルテレビにしたのですが、それ以来、なぜか教育テレビの映りが悪く、ちょっと残念ですが(^^;。
 以前にも玉三郎さんの演出による鼓童の公演はあったのですが、今回は玉三郎さんも出演されるということで話題になりました。それからすぐにこうしてドキュメンタリーと共に公演が放送されるというのは、見にいけなかった者(私です~)にはとてもありがたいです。

 どんなジャンルの音楽であれ、舞台であれ「生」の音はとてもゾクゾクします。ことに和太鼓は鳥肌が立ってしまう迫力があるのですが・・・。テレビを見て、きっと生の舞台は迫力が違うのだろうなーと思っていました。(もちろんテレビはテレビで細かい表情とか描写などが分かるし、よいですけど。)
 
 神話の世界と太鼓など鼓童の音楽がとてもはまっていて、面白かったです。台詞は一切ないけど、音楽と舞踊で天照大神の岩戸隠れを表現していて面白かったです。鼓童のみなさん、動きがとても激しい!前にたけしの誰ピカ玉さまスペシャルで鼓童のメンバーの人がで「太鼓だけで鍛えられる」と言っていたのを思い出しました(笑)スサノオの人なんか・・・踊って太鼓打って・・・すごすぎる。
 玉三郎さんは、もちろんアマテラス。玉さまだけ白塗りで歌舞伎風メイクです。やはり綺麗で神秘的。岩戸から現れて、パッと明るくなるところなどため息もの。

 これを見て、改めてちゃんと日本の神話を知りたいなと思いました。そして芸能(音楽)と神事は切っても切り離せないものなんだなぁというのも改めて感じました。

Wikipedia 天岩戸