みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

高校野球とタッチ

2007年08月13日 | 雑感~ひとりごと
 今日はお盆なので、休日とはいえあわただしいです。私も掃除や洗濯で汗を流し、、、スッキリしました。午前中ちょっと息抜きをしていたら、『タッチ』の再放送がやっていました。ローカル局で夏休み限定で2時間くらいやっています。今日はしかも・・・カッチャンが死んじゃう回でした・・。何度も見ているし、分かってはいるけれど泣けてきます・・・。あああ・・・。タッチャンが両親を呼びにいくところとか、特に泣けてくるんですよねぇ・・・。今週1週間は毎日見ちゃおうっと。

 今日は甲子園で静岡代表の常葉菊川の試合があったので、親戚一同で見てました。途中お坊さんが来たりして見ていなかったら・・・10対2。対戦相手の日大山形だってなかなかなのに・・。結局大差のまま初戦突破。春の選抜で優勝しているだけあってノッているな~・・・。

 あと、9月歌舞伎座夜の部初日(2日、日曜日)のチケット取りました!!これで青山銕仙会の成田美名子原画展と歌舞伎座はしご決定です!!!こちらはお稽古仲間で漫画好きの子と浴衣(襟をつけて、足袋を履いて着物っぽいような)で行くことになりそうです。

『笑う大天使(ミカエル)』(DVD)

2007年08月13日 | 映画(DVD含む)
 原作は読んでいません。お稽古仲間で川原さんファンの方に以前おすすめされていたので、レンタルで見つけて借りてきました。私のお気に入り、上野樹里ちゃん主演ですし!!原作ファンの方の批評はかなり厳しいものがありますが、私はかなり面白かったし、予想以上に楽しめました。(読んでいたらまた違う感想かもしれませんね。)最後の方のCGは、ちょっとなぁと思っちゃったりしましたけれども、漫画ワールドだと思えば楽しめると思います。
 あのあり得ない学校とお嬢様集団(笑)自分も女子高出身ですけど・・・こんな学校あり得ないよねと思ったり。(ごきげんよう~とか・・・・・笑)

 樹里ちゃんは、のだめみたいなあんな漫画キャラがぴったりだと思っています。冒頭なんか「のだめ」っぽかったし。(こちらの方がのだめより先ですが。)ていうか・・・以前「情熱大陸」を見たときもこの特典の舞台挨拶を見ても、かなりあれは天然じゃないかなって思いました(笑)学校の敷地で隠れてチキンラーメン食べていたり、自転車乗りながら新聞を投げて配達したりするぶっとび具合も似合うけど、制服姿はかわいいし。
 樹里ちゃんの兄役は伊勢谷友介。かっこよすぎです。この人は樹里ちゃんとは別の意味で漫画キャラ(特に少女漫画。)だと思います。最後におにいちゃんの正体が分かったところはちょっとほろり。

 3人組も面白く、和音が「オスカル様~」と呼ばれて「いつから、あらいぐまになったんだよ」とか、秘書の俊介とのやりとりも面白いです。柚子の家が大豪邸なのに、広い広間に畳敷いてちゃぶ台で食事というのが笑えます。

 原作読んでいなくても楽しめたので、原作を読んでみようかと思います!!

 あと、どこでロケをやっているのかと思ったらハウステンボスなんですね。とても綺麗です。そういえば、九州って一度も行ったことないなぁ・・・。

恩田陸 『失われた文明 アンデス ミイラ』

2007年08月13日 | 本・マンガ
 歴史は好きです。けど、海外のことっていうか世界史は詳しくありません(爆)ですが、世界遺産や古代文明などは興味があります。図書館でこの「NHK失われた文明プロジェクト」シリーズの本が並んでいたんで、まずは第一集の「アンデス、ミイラ」を借りました。残念ながら7月の放送は見ていません・・・(^^;。

 先日もアンデスでまるで生きているかのような少女のミイラが発見されたことがニュースになりました。ミイラというと、エジプトなど王など権力者のミイラが頭に思い浮かびます。インカのミイラは、もちろん皇帝のミイラもありますが、それぞれの家庭に先祖のミイラを置いて暮らしていたというから驚きです。恩田陸さん曰く「日本の仏壇のような・・・」とありますが、なるほどそう考えるとごく自然ですし、グロテクスさはないのですよね。日本のお地蔵さんみたいに道に飾られているミイラもあります。
 スペインに征服されてからは、キリスト教徒が多く(というか無理やりというか・・・^^;)今も熱心な信者が多いですが、先祖崇拝という形で今もミイラは人々と共にいます。ご先祖様を祀るというのが、形は違いますが、日本の宗教観というか信仰観に似ていると思いました。

 でも、スペイン人はかなり驚いたでしょうね。それをまったく途絶えさせてしまったスペインの力も凄いけど(苦笑)けど、逆に考えたら、この世界にはその土地にあったいろいろな死生観はあるわけで、ミイラ文化から見たら、火葬して埋葬なんてありえないんだろうなぁと思ったり・・・。

 家ごとに先祖のミイラを祀って・・・というのは自然に理解できます。がもっとすごいと思うのが、皇帝のミイラを死後もお輿に乗せて死後も権力があるというのはなんとなく理解できるのですが・・・。死後も使用人や取り巻きたちはミイラ皇帝に仕え続け、生きているように扱われたということ。でも、皇帝の取り巻き(貴族たち)が、皇帝がミイラとして生きている限り、自分たちの地位も仕事も守られる・・・。新皇帝はそれ故、別の宮殿に移るということもいわれているそうで・・・。なんだか、こういうのに人間の生臭さを感じてしまいました(笑)

 またこのシリーズを借りてこようと思います。お盆は借りてきた本を読みまくりたいと思います。