みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

三嶋大社流鏑馬神事

2007年08月17日 | おでかけ
<後日追記あり。>

 生まれて初めて流鏑馬を見ました。こんな近くで毎年夏祭りで流鏑馬をやっているのに・・・・。昨日も暑ければ、今日も暑いです。大社に行くまでヘトヘトです・・・。幸い的の目の前の木陰で絶好のポジションで見ることができたものの・・・・。さすがにこの中で2時間近く立っていたのは辛かったです・・・。

 源頼朝が伊豆韮山に流されていた時にこの大社を信仰していた頼朝は平家討伐のためにこの三嶋大社で旗揚げをしました。流鏑馬は明治時代に一時中断されたものの、平安時代から続いている神事だそうです。まず、本殿にて神事が執り行われます。毎年8月15~17日にかけてお祭りがあります。かなり賑わいます。この前日には頼朝旗揚げ行列や手筒花火が行われました。(この暑い中鎧兜を纏うのは苦行でしょう・・・・。)昔は打ち上げ花火あったけど、今はなくなってしまいました・・・・。けれど、大社の周りでは、上の画像のような山車が出て、しゃぎりを演奏するので、とても賑やかです。



 三嶋大社神職の方によって、馬場が清められます。その後に続いて、三嶋大社弓道会の方や、馬に乗って射手の方達が続々とスタート地点(というのか?)に向かいます。

 

 馬には観光地で乗ったことはありますけれど・・・競馬場にも行ったことがないので、こんなにたくさんのお馬さんを間近で見るのは初めてです。鹿皮を腰に着けたり、狩装束の皆様もカッコイイと、すでにこの時点で思いました・・・。
 馬場の距離は約200メートル。的は三つで、一つしかないと思っていましたが、私の前にあったのは3つ目の的で、あとのはまったく見えなかったです。ゴール地点(?)で扇を振って合図するらしいですが、私がいたところからは、そこまでは見えず・・・・。
 合図の太鼓が鳴ると、馬が走ってきます!!!そして、射手(いて)が矢を放ちます。当たると大歓声!!!けれど、馬があまりにも速すぎて、私の携帯カメラでは普通の画像や動画ともに追いつきません(^^;。もうあきらめてみることに集中していましたが・・・それでも必死に撮ったうちの上出来なものをアップします(笑)
(タイミングが取れないので、連写モードにしてみました・・・。)




 馬場を駆け抜ける馬の姿は、とても迫力があります!!!

 

 先ほどの写真とはまた別の馬ですけど、全然うまく撮れていませんが、連写で撮って、よい写りです・・・これでも。3枚とも別のものですが、上の右側の写真は辛うじて「当たった!」というのが分かりますね。当たるとスパッ!という快音が響きます。あまりも速すぎる馬だと、当たらなかったりしていました・・・。当たらなくても、その速すぎるスピードに度肝を抜かれました!!!あんなに速い馬に乗るだけでも、凄いですが、手を放して乗って弓を引くんですから尊敬です。また目の前を通って出発地点に戻るのですが、もう尊敬の眼差しで馬と射手さんを見つめていました!!!!




 最後に、成績の良かった射手による競技がありましたが、これは的が小さくなります。これは難しそうというのが素人目にも分かります(^^;。4人いて、3人失敗しましたが、最後の一人は命中しました!!陶器っぽい的で当たると砕け散りました。

 今までなんで見にいかなかったんだろうと思いました・・・。弟が弓道をやっていて、一度見学して以来、弓道に興味が出てきて、少し私もやってみたいなと思うようになり、足を運びました。やはりこういう伝統行事はよいなぁと思います。


 しかし・・・暑すぎ・・・終わりの挨拶で「この暑さの中・・・お客さんもそうですが、射手もバテ気味・・・そして馬も暑さに参っております。」と・・・。たしかに馬、ばてないかな?!それでも終了間際には雷がゴロゴロなり、今度は雷の音に驚かないか心配(笑)(あと、たかが携帯カメラとはいえ、馬が驚くといけないのでフラッシュはオフにして撮影しました。)
 さすがに何もしなくても、立っているだけでスポーツドリンク1本半消費しました(笑)待っているのも長かったとはいえ・・・・。よく倒れなかったなぁと思いました(苦笑)暑くて死にそうってしゃれじゃないくらいですもんねぇ・・・。三嶋大社の周りは富士山の雪解け水が湧き水となって流れているせせらぎが多いので、暑かったですが、せせらぎ沿いを歩くのは、心地よかったです。

 今まで見に行かなかったのに、今回見に行ったのはなぜかというと、弓道に興味があるからです。弟がやっていて、一度見学して以来興味を持ち始めました。今日の流鏑馬を見て、流鏑馬は無理ですけど、弓道のお稽古をしてみたいなぁと、ますます興味を持ってしまいました(^^;。

長嶺超輝 『裁判官の爆笑お言葉集』

2007年08月17日 | 本・マンガ
 これも少し前に本屋さんで見かけて気になっていたのですが、図書館にあったので借りて読みました。題名とは違い「爆笑」だなんてとんでもないです(^^;。 この言い方どうかなと思うものもあれば、被告人に対して時には厳しく、時には温かく声をかける裁判官の言葉は、やはり人間らしさを感じます。

 記憶に残るような犯罪事件から、ストーカー事件、虐待事件などさまざまな事案を取り扱っています。具体的な名前はあえて出しませんが・・・・
 「しっかり起きてなさい。また机のところで頭を打つぞ。」の人に関係するのはものすごく大変だろうなぁと思うばかり・・・・。
 また、生活苦のうえに無心中して助かってしまった被告人には同情できるようなところもありますが・・・・(もちろん、私は自殺や殺人を肯定しませんが。)やはり自分の子どもを虐待死させるというのは、どういう事情があれ許せないなぁ・・・・。でも、思ったよりも、血の通ったお言葉が多いと思いました。

 裁判員制度も導入され、今後はどういう風になるのか分かりませんが、正義が通用する社会であってほしいと思います。