鼓のお稽古の本番が近づいてきてから終わるまでDVDや伝芸関連以外の本などあえて避けていました。でも終わってから、またますますハマッてしまったので、図書館でまた能楽名演集のDVDを借りてしまいました。なんか結局、伝芸一色に染まるGW(笑)純粋な休みは4&5日のみでしたが、それでもやっと会の精神的肉体的疲労は取れました。
これは1977年にNHKで放送されたものです。先代梅若六郎のシテ、宝生弥一がワキ、宝生閑がワキツレという配役です。これは歌舞伎にもいえることですけれど、昔の映像ですと先代の●●さんという方の映像を見ることができるのはうれしいのですが、出演者のところに●世とかかいていないと混乱します(苦笑)
さて、これはやはり泣けます。人買い商人に我が子をさらわれた母親の悲しみ、儚すぎる梅若丸・・・・。母親が鳴らす鉦の音と「南無阿弥陀仏」という地謡だけでも悲しいのに、そこにさらに梅若丸の高い声で「南無阿弥陀仏」はもう駄目です
母親の子を思う気持ち、母親を慕う子の気持ちというのは古今東西変わらない感情です。だからこそ現代の私たちにもストレートに伝わってくるお能の一つなのではないでしょうか?
これは1977年にNHKで放送されたものです。先代梅若六郎のシテ、宝生弥一がワキ、宝生閑がワキツレという配役です。これは歌舞伎にもいえることですけれど、昔の映像ですと先代の●●さんという方の映像を見ることができるのはうれしいのですが、出演者のところに●世とかかいていないと混乱します(苦笑)
さて、これはやはり泣けます。人買い商人に我が子をさらわれた母親の悲しみ、儚すぎる梅若丸・・・・。母親が鳴らす鉦の音と「南無阿弥陀仏」という地謡だけでも悲しいのに、そこにさらに梅若丸の高い声で「南無阿弥陀仏」はもう駄目です
母親の子を思う気持ち、母親を慕う子の気持ちというのは古今東西変わらない感情です。だからこそ現代の私たちにもストレートに伝わってくるお能の一つなのではないでしょうか?