みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

2010年を振り返って

2010年12月31日 | 雑感~ひとりごと
 熱が下がってからだらだらとひきずっていた風邪もようやく治ってきたかな・・・。年内のお仕事も今日ようやく落ち着きました。そして気がつけば明日は大晦日っていうか日付変わってもう大晦日だよ!!早いよ!何もしていません!!!ということで今年を振り返りますが・・・

 趣味活動に関しては、下半期は停滞していましたが、今年は私にとっては印象的というか忘れられない別れがありました・・・。歌舞伎はさよなら公演としては二月しか行けませんでしたが、それでも玉三郎・勘三郎・仁左衛門の『籠釣瓶花街酔醒』をあの歌舞伎座で見ることができたことは本当に良かったです。そして、幸運なことに歌舞伎座最後の公演である歌舞伎座閉場式に立ち会えることができました。歌舞伎ファンになってから約10年の間に何回通ったかなぁ・・・とにかく、私にとっては特別な空間でした。建替えられた新しい歌舞伎座もあの空気感は前と同じであって欲しいと願います。

 そして、悲しい別れもありました。私が大ファンだった能楽師の関根祥人さんのあまりにも早すぎる突然の死・・・。今年は狂言会を除いてお能の舞台は一つしか見ていません。その唯一のお能の舞台である4月の閑能会『西行桜』がまさか私にとって最後の祥人さんの舞台になるとは思いもしませんでした。それ以来、能楽堂まで行く気力というか目的を失ってしまいました。もっと拝見したかった!もっと拝見しておけばよかった!!半年経った今もその思いは消えません。恐らくずっと消えないと思います。でも逆に言えばこれほどにまで思える方の舞台に出会えたことは自身の財産でもあると思います。そして機会があれば、祥六先生や祥丸君たち関根一家のお舞台にはまた行きたいと思います。
 お能は鑑賞とはまた別にお稽古面に関してもいろいろありました。習った曲数は少ないですが、今までにない失敗を経験したことは今ではよかったかなと思います。怖さも楽しさも、他のこともいろいろ勉強になります。

 そういえばミュージカルは何にも見ていない(笑)こんな年は近年にないことかもしれない(笑)

 そして映画も去年に比べるとあまり見ていませんね。落ち込み時期があったり、家のことがいろいろあったりしてそれどころじゃなくなったりすると(これは映画だけではないのですが)、「DVDでいいか」状態になったりそれでも、見たいものを厳選して見に行ったつもりなので(笑)当たりは多かったかな~と思います。特に今まで舞台で拝見していた石丸幹二さんや仁左衛門さんの素敵な御姿をスクリーンで拝見できたのもよかったです。(っていうかそれ目当てなんだけど・笑)今年は映画館でもDVDでも鑑賞数は少なかったですが、その分見逃した作品をDVDでチェックしていこうと思います。

 何かを見に行くということは減りましたがその分、読書は結構できたかなと思います。特に小説は結構読みました。中でも有川浩さん、宮部みゆきさんの著書は今年はまってしまいましたが、時には寝る時間も惜しみながら読み終えたり(笑)でも、学生時代からの悪い癖ですが、語学学習系の本は買って頭がよくなった気になるということを今年もしました(爆)


 こうして振り返ってみると、暗いことしか書いていないかもしれませんが、今年の私がいつも暗かったわけじゃないのでご安心ください(笑)でも舞台にしろ、映画にしろランキングをつけるということをするまで何も見ていないので(笑)そういうことはできませんが、良質のものに出会えました。最後に、今年は何かを見てきたという話題が減ってしまいましたが、このようなブログに今年もご訪問ありがとうございました!!

 今年の反省をふまえた来年の目標は年が明けてからまた記事にします。そして、今年11月に祖母が亡くなりましたので、喪中につき新年のご挨拶は遠慮させていただきますが、皆様どうか良いお年をお迎えください。 

 2010年12月31日  みゆみゆ