本自体には触れているのですが、久しぶりに小説を読みました。次の宮部本は何を読もうかと思っていましたが、来月ドラマ化されるということで読んでみました。(ちなみに『火車』もドラマ化が決まっています)
自殺や事故死した3人の女性たち。その一人の女性をはねて事故死させてしまい逮捕されてしまったタクシー運転手の甥の守は知らず知らずのうちに事件に巻き込まれていく・・・というお話です。宮部さんの著書はまだまだ一部しか読んでいませんが、どれも読み始めると止まらないですが、これももちろんそうで、あっという間に読了。
関連性がなさそうな事故、登場人物たちが実は繋がっていて・・・というのもうまいですし、途中で出てくる登場人物が守の父親なのか?と思わせておいて(私だけじゃないよねぇ・・^^;)「そうきたか!」でした。
殺人事件そのものやトリックなんかよりも(といっては失礼かもしれませんが)、登場人物の描写、家族や友人などの人間関係、犯罪が生まれる社会背景の描き方が、宮部作品の魅力だと思います。そのトリックである催眠術やサブリミナル効果の実際の効果について私はよくわからないし、デート商法は魔術ではないかもしれませんが、(もちろんデート商法なんてのにも縁なんてないけれど)どれもある意味「魔術のささやき」なのかもしれません。
さて、こちらも『火車』もドラマはどうなんでしょうかね?
自殺や事故死した3人の女性たち。その一人の女性をはねて事故死させてしまい逮捕されてしまったタクシー運転手の甥の守は知らず知らずのうちに事件に巻き込まれていく・・・というお話です。宮部さんの著書はまだまだ一部しか読んでいませんが、どれも読み始めると止まらないですが、これももちろんそうで、あっという間に読了。
関連性がなさそうな事故、登場人物たちが実は繋がっていて・・・というのもうまいですし、途中で出てくる登場人物が守の父親なのか?と思わせておいて(私だけじゃないよねぇ・・^^;)「そうきたか!」でした。
殺人事件そのものやトリックなんかよりも(といっては失礼かもしれませんが)、登場人物の描写、家族や友人などの人間関係、犯罪が生まれる社会背景の描き方が、宮部作品の魅力だと思います。そのトリックである催眠術やサブリミナル効果の実際の効果について私はよくわからないし、デート商法は魔術ではないかもしれませんが、(もちろんデート商法なんてのにも縁なんてないけれど)どれもある意味「魔術のささやき」なのかもしれません。
さて、こちらも『火車』もドラマはどうなんでしょうかね?