みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『あかね空』 (DVD)

2008年01月21日 | 映画(DVD含む)
 山本一力原作の映画『あかね空』を見ました。主演の内野聖陽さんは豆腐職人とやくざの親分の2役を演じます。この映画のことは、よく通る豆腐屋さんの前にこの映画のポスターが貼ってあって気になっていました。

 見ていて、なぜか豆腐が食べたくなってしまう・・・そんな映画ではあります。内野さんの豆腐一筋な職人の永吉が、これまたかっこよい。親分も凄みがあり、良かったです。そして永吉と結婚するおふみを演じる中谷美紀もなかなかよかったです。結婚するまでは、かわいらしくて普通だったんですが、良いなと思ったのが母親になってからの描写ですね。あんな大きな子供の母親は似合わないんじゃないの?と思っていたのですが、なかなかよかったです。
 先が少し見えるけれど、物語自体良かったですし、原作も読んでみたいと思いました。ただ、冒頭とラストのいかにもCGの「あかね空」が少し興ざめだったのが、残念・・・。

KENTARO KOBAYASHI LIVE『POTSUNEN』

2008年01月20日 | DVD(映画以外)
 ラーメンズの小林賢太郎のソロライブ「ポツネン」のDVDがレンタルにあったので、ライブ第2弾「ポツネン○ maru」と一緒に借りてきました。(セルDVDは2公演のライブDVD2枚組で発売されています。)

 いつもラーメンズの舞台を見る度に賢太郎さんのセンスには感心してしまいます。(自分はまだ生のラーメンズの舞台は見たことないのですが。)賢太郎さんのソロコントは相方の片桐仁はいないけど、賢太郎さんの洗練されたセンスをたっぷり楽しめることができます。けど、やはり仁さんとの一緒の舞台が一番面白いかなぁ・・・。

 ラーメンズの舞台と同様、小道具を使ってのコント、そして映像の使い方がとても印象に残りました。やっぱり仁さんがいないからその代わりにいろいろな物を多様?!でもそれも面白い。特に賢太郎さんお得意の言葉遊びが私は好きなのですが、今回も思わず「おぉ~!」とうなってしまった「アナグラムの穴」は凄すぎる!!!!

 もう、賢太郎さんの才能に乾杯(爆)知的でアートな笑いを楽しめます。

 ていうか、このDVDのジャケットからしてかっこよすぎるよ、賢太郎さん。

三浦しをん 『仏果を得ず』

2008年01月20日 | 本・マンガ
 書店で平積みされているこの本の表紙を見て、思わず表紙買い(笑)自分自身は、文楽は数えるほどしか見ておらず、あまり詳しいとは言えません。駆け出しの若手太夫の健(たける)の日々の修行や人間関係などぐいぐいと文楽の世界に引き込まれてしまいます。思っていたよりは、話の内容は結構ゆるかったですが(笑)個人的には、健と組むことになった三味線の兎一郎さんのキャラがお気に入りです(笑)

 何でもそうですが、一つの芸道にまい進する若者の姿は、とても素敵ですね。もちろん、芸事だけではないですが・・・。

 表紙の帯に書いてあったように、この本を読み終わって、文楽を見に行きたくなってしまいました。同じく三浦しをんさんのエッセイ『あやつられ文楽鑑賞』も読んでみようと思っています。

『こま撮りえいが こまねこ』 (DVD)

2008年01月20日 | 映画(DVD含む)
 エクスカリバーさんのおすすめや、DVDの予告を見て気になっていた『こま撮りえいが こまねこ』のDVDを借りてきました。昨年末にBS放送もあったのですが、すっかり忘れて見逃してしまいました(^^;。NHKの「どーもくん」の合田経郎監督が手がけた人形アニメーションです。

 私はこういう、まるいというか・・・ゆるいキャラが好きなんで、癒されました!!他のキャラもほのぼのとしていて、映像全体がとても温かいですね~。こまちゃんの「にゃー」とか「にゃにゃにゃにゃ~」という鳴き声や仕草がとってもかわゆいです


 DVDの購入を検討していている自分がいます~(笑)
 

辻村寿三郎新作人形展~平成のアールデコ

2008年01月19日 | アート・イベント
 三島の佐野美術館で、今月から来月中旬にかけて辻村寿三郎の人形展が開催されています。前からチェックしていた寿三郎人形展。今日は、辻村寿三郎氏が来館&サイン会が行われました。私は、今日はそうとは知らずに仕事の合間の暇つぶし(失礼)に寄ってみたら、この美術館で見たことがない物凄い人、人、人!!!とカメラでびっくりしてしまいました(^^;。図録購入者にサインしていただけるということで、せっかくの機会ですのでサインを頂きました。思いがけずラッキーでした。

 展示は、新作人形だけでなく、NHKの『新八犬伝』に使われた人形などの展示がありました。展示室に入ってすぐに目に入った洋風の人形ももちろん素敵ですが、私が目を奪われたのは、着物姿のお人形たち。ほとんどが、そうですが・・・。花魁の着物が特にきれい。布にもかなりのこだわりがあるのだろうなぁと思いました。また着物だけではなく、人形の仕草も素敵でした。

『ザ・ニュースペーパーの笑国日本  I Laugh Japan』

2008年01月18日 | DVD(映画以外)
 最近私が気になっている社会風刺集団ニュースペーパーのDVDを借りてきました。とはいえ、2004年のライブなどが収録されているので、だいぶ時事ネタとはずれていますが・・・。つい最近のような昔のような・・・・。けど、面白かったですよ。

 小泉さんの真似は、今のほうが進化して、もっとそっくりになっている気がします。今後もザ・ニュースペーパーの活動が楽しみです。

ブラッド・レンフロ死去

2008年01月16日 | 雑感~ひとりごと
 久々に名前を聞いたと思ったら・・・ブラッド・レンフロが15日に自宅で死去したというニュースが飛び込んできました。享年25歳。あまりにも早い死にびっくりです。

 『依頼人』『マイ・フレンド・フォーエバー』『スリーパーズ』が印象的でした。よく映画雑誌を買っていた頃の映画だったのですが、人気だったなぁ・・・。しかし・・・その後はいろいろ逮捕歴があったんですね・・・。死因はまだ不明とのことですが、薬物で逮捕歴があるというと勘繰ってしまいますね・・・。なんか、こういう亡くなり方はリバー・フェニックスを思い出してしまうんですが・・・。

 ご冥福をお祈りします。

プロフェッショナル仕事の流儀 坂東玉三郎

2008年01月15日 | テレビ
 妥協なき日々に、美は宿る

 私が歌舞伎を見ようと思ったきっかけは玉三郎さんを見たいと思ったからです。そして、またそれから何年も経った今も玉三郎さんの舞台を楽しんでいます。初めて玉三郎さんの美しい女形の写真を見た時の衝撃は今も覚えています。
 NHKプロフェッショナル仕事の流儀という、さまざまな分野の第一線で活躍する方を取り上げた番組に玉三郎さんが取り上げられました。

 九月、十月、十二月の歌舞伎座の舞台裏の密着もありました。いずれも実際に見た舞台の舞台裏でしたので、とても興味深かったです。十月の『牡丹燈籠』の、あの幕切れを作り上げていくまでの工夫というか仁左衛門さんとの演技のやりとりが改めて面白いと思いました。やはりこのコンビは見た目だけじゃなくて、こういうところが好きだなと改めて思いました。『信濃路紅葉鬼揃』は、お能をベースにしたもの。稽古の厳しい姿勢が印象的でした。

 玉三郎さんのプロフェッショナルな姿勢にはますます感動してしまいました。やはり凄いという言葉しか出てきません。

 女形の所作を指導するのも面白かったです。私なんてきっとダメだしばっかりだと思います(汗)指導されたいと思いました(苦笑)

 ところで・・・岡持ちの中のトーマスのストロー付きカップがツボだったのですが・・・(笑)あと、先日のイチローの時は見逃してしまったんですが、来週はイチローのトーク特集ということなので見たいと思います!

ヤッターマン

2008年01月15日 | テレビ
 昨日からリメイク版のアニメ『ヤッターマン』がスタートしました。昨日はお稽古でしたので、録画して見ました。思わずにやっとしてしまうところもあり。ドロンボー一味ドクロベエ様の声は変わっていないし、ナレーターは富山さんじゃなくて山ちゃんだけどぴったりでしたし、よかったです。
 ストーリーは初回だからなのかちょっとダラダラしているかも?!(^^;。

 ただ、オープニングとエンディングが少し・・・不満かも(苦笑)

 あと実写版のボヤッキーは生瀬さん、トンズラーはケンドーコバヤシに決定だそうです。生瀬さんのボヤッキーはなんとなく想像できるような・・・・。

新年初打ち&初謡会

2008年01月14日 | お稽古
 今日は新年初のお稽古・・・の前に新年会の初打ちと初謡会がありました。昼食会も兼ねてなので、今日は早起きして着物を着て出かけました。しかし寒かった。コートを羽織って行きましたが、襟元が寒く・・・ショールを持っていかなかったことを後悔(^^;。
 今日の観客は・・・お弟子さんたちと先生ご夫妻のみです。それが一番緊張なのかもしれないんだけど。私は連調『高砂』待謡、独鼓『小督』キリ、連吟『猩々』キリという内容です。『高砂』は・・・ちょっと微妙にばらついていたかもしれません(^^;。が、おめでたい曲ですので、打っていてとても楽しい曲です。『小督』は、必死に暗記した結果・・・変なところで間違えましたが、何とかなりました。もっともこちらは、また別の機会に人前で打つことになるんですが・・・。『猩々』は毎回新年会の〆に謡っています。(あとはお稽古関連の宴会の〆も。^^)
 昼食も、この会費でこんな豪華でよいの?!と言うくらいに豪華でした。おなかいっぱい、胸いっぱいで・・・・その後にお稽古あるのに・・・・だらけちゃうよ~と皆で言ってましたが(苦笑)

 さて、お稽古は前回に続き『小督』です。男舞は、少しつかえてしまったのですが・・・こちらはノリが良いから調子良く打っちゃうのをやめて、しっかり考えて打たないといけません。

 あと、お稽古は体調がいまいちな時以外はだいたい着物かお稽古場で浴衣などに着替えているのですが、今年はなるべく着物を着てお稽古しようと思っています。今日はお稽古後もいろいろ楽しい出来事があったので、ずーっと着物で少し疲れましたが(^^;。今年もお稽古がんばりたいと思います。

藤城清治 秀作版画展

2008年01月13日 | アート・イベント
 地元の西武で藤城清治さんの版画展があったので、行ってきました。無料なのをいいことに(?)2回も足を運んでしまいました(笑)
 意識していなくても、絶対どこかで見たことのある絵だと思います。影絵と版画や原画の展示がありました。影絵はほんわかしていてとても温かく、癒されました。

 展示だけでなく販売もありました。私は高価な物の方ではなく・・・ポストカードを買いました(^-^)

 藤城清治 影絵の世界 (公式HP)

『日本のおしゃれ 髪飾り 池田重子コレクション』

2008年01月13日 | 本・マンガ
 成人の日は明日ですが、今日が成人式というところが多いのでしょうか?!今日は天気があまりよくありませんでしたが。自分の時もこんな天気でした・・・しかもめったに振らない雪がぱらついていたし・・・・寒かったことが一番の思い出です(爆)今日行った仕事先は成人式会場の目と鼻の先でしたので、新成人のお嬢さん方を見かける度に着物を観察していました(爆)やっぱり振袖いいなぁと思いました。

 以前読んだ池田重子さんの『帯留』のコレクションの本に引き続き「髪飾り」の本も図書館で見つけたので借りてきました。帯留と同じく、いろいろな材質やデザインがあり、見ているだけで楽しいです。ただ、私は洋服でも着物でも髪飾りをすることがない・・・というか・・・結べないのである・・・。やはりいろいろやりたくて伸ばしても、邪魔になって切ってしまう(苦笑)それこそ、成人式とか卒業式くらいしかないのですよねぇ・・・・。そういった意味での憧れもあります。

 この池田重子コレクションシリーズの本は、あと「袋物」「日本の美」があるみたいなので、こちらもチェックしてみたいと思います。

ドロンジョ様

2008年01月11日 | 雑感~ひとりごと
 ヤッターマン実写映画のドロンジョ様の役が正式発表されました。噂どおりのあの人だったのね(^^;・・・・。嫌いじゃないけど、違うだろうと・・・。絶対ああいうキャラじゃないよなぁと・・・。もうこれ以上はノーコメントで(苦笑)

『サライ 2月号』 歌舞伎特集

2008年01月09日 | 本・マンガ
 今月発売の『サライ』が歌舞伎特集です。役者さんのインタビューなど充実した内容になっています。初心者の方も、歌舞伎ファンの方も楽しめる内容になっているのではないでしょうか?!

 仁左衛門さんの『吉田屋』伊左衛門は、一度見たことありますが、3月に上演される時は見に行こうと思っています。「いい加減にしろ」と思ってもどこか許せてしまう・・・そんな伊左衛門をまた見たいです。けど、何箇所か誤植あったけど(^^;。
 他にも吉右衛門さん、玉三郎さん、富十郎さんなど主だった役者さんのインタビュー。歌舞伎の基礎知識、劇場案内などあります。

のだめカンタービレSP

2008年01月08日 | テレビ
 連続ドラマ放送も終了から1年経つんですよね。4日と5日のスペシャル版の前に2日3日と連続ドラマの再放送もありましたので、ちょこちょこっと見ていました。やっぱり音楽も良いし、何よりキャラが良いです。竹中直人のシュトレーゼマン(ドイツ人のマエストロ・・・)も見慣れてくれば、もう何でもアリかと(苦笑)

 さて、このドラマスペシャルはパリに音楽留学した千秋とのだめを描いています。漫画も現在ヨーロッパ編が続いているので、まだまだ物語は続いています。個人的には、必然的に外国人ばかりになるキャラをどうするのよ?!と思っていたら外タレ多数(笑)ベッキーとウエンツは別として、ジローラモさんとかセインさんとか出ていてびっくりだったり・・・・。指揮者のジャンが日本語ぺらぺらで一体この人は何者だ?と思ったり、ファゴット奏者のロランの西洋の真澄ちゃん?という感じの髪型が・・・・(笑)
 千秋は相変わらずかっこよすぎるし、のだめもかわいい。お城でのサロンコンサートでのコスプレはのだめじゃなくても、千秋様萌えです(笑)

 で、漫画を読んだときも思ったけど、指揮者コンクールの様子とか面白いです。結構好きなキャラの片平さんの、あのジャンプの滞空時間まで計算された指揮が個人的には大ウケでした(笑)そして、千秋様の指揮も素敵(笑)クラシックは詳しいわけじゃないけど、自分の好きな曲(チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲やラフマニノフのピアノ協奏曲3番)が取り上げられたので、余計に綺麗な曲に聴こえます(苦笑)

 スペシャルを見て、また先日買った月刊ピアノ増刊を読んでしまいました。また続編やらないでしょうか?!