「植物観察会?ですか?この暑い時期に?」と言われそうですが、自然界では、お花や虫たち頑張ってます。
だから、そのお花や虫たちに逢いに行ってまいりました。
京田辺市の玉水橋から下流の左岸河川敷を植物観察です。
河原の傍ですからカワラ000に出合いました
カワラサイコ(河原柴胡) バラ科
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花径:10~15mm 草丈:30~70cm
カワラサイコの群生地を見たのは初めてのわんちゃんだったんです。(ちょっとカンゲキでした)
河原や海岸の砂地に生え、風邪などの漢方薬の原料であるサイコ(柴胡)の根に似ているというので、カワラサイコという名前がある。
続いてカワラナデシコも・・・
カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科
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別名:ヤマトナデシコ
ナデシコの名は「撫し子」からという、薄紅色の上品な花、淡緑色繊細な茎葉の可憐さが、可愛い子供の頭をなでるのに共通した意味を持って、ナデシコの名ができた。
生薬名:瞿麦子(クバクシ)
種子を乾燥させる、むくみ(水腫)の時の利尿剤に。
カワラマツバ(河原松葉)アカネ科
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川原などに生え、葉が松葉のような感じなので「河原松葉」というようです。
カワラヨモギ(河原蓬)キク科
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川原(砂地)に生えるヨモギという意、
花期は9~10月なんで花には会えませんでした
生薬名:茵蔯蒿(インチンコウ)
絹毛の根出葉が冬にも枯れず、春先になると、ここから新しい葉や茎が伸びるので、古い(蔯)苗がもとになって、新しいヨモギ(蒿)が出たという意味でつけられた。
皮膚のかゆみに茵蔯蒿(インチンコウ)の濃厚な煎液で患部を洗うと良い。
「カワラ000もいいけれど、木津川の河川敷にはまだまだ可愛いお花がいっぱいだったでしょ?」
「そうでした×2」
イヌコモチナデシコ(犬子持撫子) ナデシコ科
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ヨーロッパ原産の帰化植物
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ウツボグサ(靫草)シソ科
三川合流から16.5㌔ ウツボグサの群生地のようですね
茎の断面が四角形です。
靫というのは,花穂が弓矢を入れる靫に似ているためだそうです。
生薬名:カコソウ(夏枯草)
花の後の枯れた穂を利尿薬として用いるとのこと。
オッタチカタバミ(おっ立ち片喰)カタバミ科
カタバミの茎が地表を這うのに対し、地下茎は水平に伸びるものの、そこから地上茎が縦に立つため、この和名がある。
双方の根っこを比べると違うんですね、カタバミの根は粒々、オッタチカタバミの根はしゅ~っとフツーの根⇒イトーちゃんの発見・・・
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コマツナギ(駒繋ぎ) マメ科
名前の由来: 茎は細いが、馬を繋げるほど丈夫なことから
落葉小低木。 樹高0.4~0.8m。
ネジバナ(捩花)ラン科 別名:モジズリ(綟摺)
たくさんの小さな花が「ネジ」のように螺旋を描いて付いているために、この名前がついた野生ランです。
家の近所の鈴川原公園で出合ったこともあります、その時はうれしかったなぁ・・・
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ハナハマセンブリ (花浜千振) リンドウ科
欧州原産の帰化植物
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ヒメヤブラン (姫藪蘭) ユリ科
花茎は高さ10~15cm、花茎の先に淡紫色の小さな花がまばらにつく。
ミヤコグサ(都草)マメ科
別名:烏帽子草
ヘラオオバコ (箆大葉子) オオバコ科
ヨーロッパ原産の多年草で、江戸時代末期に侵入したものとされ、その後広く日本全土に分布を広げた。
ヨーロッパでハーブとして食用や薬用に利用され、家畜用飼料としても栽培されている
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メハジキ(目弾き) シソ科
生薬:益母草(やくもそう)
産前、産後の漢方薬として の婦人病の薬草でもあります。
ヤブジラミ(藪虱)セリ科
こんな可愛い花の名前が何故「ヤブジラミ?」
ヤブジラミの果実には、小さなトゲが沢山生えていて、藪にはいるとシラミのように衣服に付くことから「ヤブジラミ」と名づけられた。
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ヤナギバヒメジョオン(柳葉姫女苑)キク科
遠目に見るとかすみ草のように見えました。
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ヤマアワ(山粟)イネ科
細く硬い茎の先に細長い小穂をたくさんつけた花序を出す野草です。
【おまけ】
ヤブカンゾウ(藪萱草)ユリ科
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別名:萱草(わすれぐさ)
属名:Hemerocallis(ヘメロカリス)は、ギリシャ語で「一日の美」
花は一日でしぼむところから・・・
新芽はおひたしに・・・
葉(根元の白い部分を塩一つまみの熱湯でゆでて水にとる)は各種、和え物、すき焼き、煮物
花は生のままサラダの彩りに、塩一つまみの熱湯でゆでて酢の物に
お花をたくさん採取できた時は、ジャムもOK、ホワイトリカーに漬けて花酒にも。
と、スゴイんで、追加しました↑
生薬名:キンシンサイ(金針菜)
乾燥させた根は利尿薬として、また乾燥させたつぼみには解熱効果があるとされています。
「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く 香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を 忘れむがため」 大伴旅人 万葉集
この花を着物のひもにつけておくと嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。
だから、そのお花や虫たちに逢いに行ってまいりました。
京田辺市の玉水橋から下流の左岸河川敷を植物観察です。
河原の傍ですからカワラ000に出合いました
カワラサイコ(河原柴胡) バラ科
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花径:10~15mm 草丈:30~70cm
カワラサイコの群生地を見たのは初めてのわんちゃんだったんです。(ちょっとカンゲキでした)
河原や海岸の砂地に生え、風邪などの漢方薬の原料であるサイコ(柴胡)の根に似ているというので、カワラサイコという名前がある。
続いてカワラナデシコも・・・
カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科
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別名:ヤマトナデシコ
ナデシコの名は「撫し子」からという、薄紅色の上品な花、淡緑色繊細な茎葉の可憐さが、可愛い子供の頭をなでるのに共通した意味を持って、ナデシコの名ができた。
生薬名:瞿麦子(クバクシ)
種子を乾燥させる、むくみ(水腫)の時の利尿剤に。
カワラマツバ(河原松葉)アカネ科
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川原などに生え、葉が松葉のような感じなので「河原松葉」というようです。
カワラヨモギ(河原蓬)キク科
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川原(砂地)に生えるヨモギという意、
花期は9~10月なんで花には会えませんでした
生薬名:茵蔯蒿(インチンコウ)
絹毛の根出葉が冬にも枯れず、春先になると、ここから新しい葉や茎が伸びるので、古い(蔯)苗がもとになって、新しいヨモギ(蒿)が出たという意味でつけられた。
皮膚のかゆみに茵蔯蒿(インチンコウ)の濃厚な煎液で患部を洗うと良い。
「カワラ000もいいけれど、木津川の河川敷にはまだまだ可愛いお花がいっぱいだったでしょ?」
「そうでした×2」
イヌコモチナデシコ(犬子持撫子) ナデシコ科
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ヨーロッパ原産の帰化植物
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ウツボグサ(靫草)シソ科
三川合流から16.5㌔ ウツボグサの群生地のようですね
茎の断面が四角形です。
靫というのは,花穂が弓矢を入れる靫に似ているためだそうです。
生薬名:カコソウ(夏枯草)
花の後の枯れた穂を利尿薬として用いるとのこと。
オッタチカタバミ(おっ立ち片喰)カタバミ科
カタバミの茎が地表を這うのに対し、地下茎は水平に伸びるものの、そこから地上茎が縦に立つため、この和名がある。
双方の根っこを比べると違うんですね、カタバミの根は粒々、オッタチカタバミの根はしゅ~っとフツーの根⇒イトーちゃんの発見・・・
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コマツナギ(駒繋ぎ) マメ科
名前の由来: 茎は細いが、馬を繋げるほど丈夫なことから
落葉小低木。 樹高0.4~0.8m。
ネジバナ(捩花)ラン科 別名:モジズリ(綟摺)
たくさんの小さな花が「ネジ」のように螺旋を描いて付いているために、この名前がついた野生ランです。
家の近所の鈴川原公園で出合ったこともあります、その時はうれしかったなぁ・・・
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ハナハマセンブリ (花浜千振) リンドウ科
欧州原産の帰化植物
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ヒメヤブラン (姫藪蘭) ユリ科
花茎は高さ10~15cm、花茎の先に淡紫色の小さな花がまばらにつく。
ミヤコグサ(都草)マメ科
別名:烏帽子草
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ヘラオオバコ (箆大葉子) オオバコ科
ヨーロッパ原産の多年草で、江戸時代末期に侵入したものとされ、その後広く日本全土に分布を広げた。
ヨーロッパでハーブとして食用や薬用に利用され、家畜用飼料としても栽培されている
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メハジキ(目弾き) シソ科
生薬:益母草(やくもそう)
産前、産後の漢方薬として の婦人病の薬草でもあります。
ヤブジラミ(藪虱)セリ科
こんな可愛い花の名前が何故「ヤブジラミ?」
ヤブジラミの果実には、小さなトゲが沢山生えていて、藪にはいるとシラミのように衣服に付くことから「ヤブジラミ」と名づけられた。
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ヤナギバヒメジョオン(柳葉姫女苑)キク科
遠目に見るとかすみ草のように見えました。
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ヤマアワ(山粟)イネ科
細く硬い茎の先に細長い小穂をたくさんつけた花序を出す野草です。
【おまけ】
ヤブカンゾウ(藪萱草)ユリ科
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別名:萱草(わすれぐさ)
属名:Hemerocallis(ヘメロカリス)は、ギリシャ語で「一日の美」
花は一日でしぼむところから・・・
新芽はおひたしに・・・
葉(根元の白い部分を塩一つまみの熱湯でゆでて水にとる)は各種、和え物、すき焼き、煮物
花は生のままサラダの彩りに、塩一つまみの熱湯でゆでて酢の物に
お花をたくさん採取できた時は、ジャムもOK、ホワイトリカーに漬けて花酒にも。
と、スゴイんで、追加しました↑
生薬名:キンシンサイ(金針菜)
乾燥させた根は利尿薬として、また乾燥させたつぼみには解熱効果があるとされています。
「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く 香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を 忘れむがため」 大伴旅人 万葉集
この花を着物のひもにつけておくと嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。