しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

紀元二千六百年記念行事(笠岡商・笠岡高女・笠岡男女校・大井校)

2020年12月23日 | 城見小・他校
紀元2600年記念式典


笠岡商業 「笠岡商業創立90周年記念誌」  平成3年発行


昭和15年11月10日 紀元二千六百年記念式典を行う。
         式後全校旗行列を挙行する。
         記念事業として大井村に二段三畝の造林を行う





笠岡高等女学校 「笠岡高校70年史」 笠岡高等学校・編集部  凸版印刷  昭和47年発行

同窓会館建設「千鳥会紀元2.600年記念事業と合流して同窓会館建設を決定した」



千鳥会館の落成




(千鳥2600年奉祝号)


橿原神宮建国奉仕隊に参加して

 紀元2600年記念橿原宮聖域拡張工事は、去る11月26日めでたく終了した。
其の間本校は6月10日学校長引率下に4年生の諸氏が同校代表として奉仕隊に参加され、
その目覚ましい活躍ぶりは当時新聞にも写真入りで特筆大書された程であった。
各地からの代表5600人は「ああ緑濃き橋原の・・・」と畝傍山にこだまする勇壮な建国奉仕隊の歌に合わせ乍ら、
知るも知らぬも諸共に、只だ日本人なるが故に、聖業への奉仕のために一つに融け合い、寒気も忘れて黙々と作業を続けた。
(千鳥2600年奉祝号 S教諭)





笠岡男子校・女子校 「笠岡小学校百年誌」 笠岡小学校編 昭和48年発行

昭和15.2.6 伊勢神宮参拝旅行出発(9日帰笠) 
   6.19 紀元2600年奉祝銃後奉公祈誓式(笠神社)
   11.5 紀元2600年奉祝小田郡南部児童体育会参加 尋5以上(笠商)
   11.10 紀元2600年式典参加(古城山)






大井国民学校
 
「大井小学校誌」 大井小学校 山陽印刷 昭和52年発行

(記載なし)





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笠岡男子校・女子校時代の思い出

2020年12月23日 | 城見小・他校
「笠岡小学校百年誌」 笠岡小学校編 昭和48年発行





笠岡町男子国民学校の思い出


〇スパルタ教育の一語につきる。

〇昭和4年ごろから毎月はじめに笠神社へ行くようになった。途中から毎月8日に変わった。

〇昭和18年頃海洋少年団ができた。その後、航空少年団ができた。

〇学級編成は忠・孝・敬の3組だった。1学年140~150人くらいで、6年になると進学組と高等科に分かれ2クラスだった。
進学組は成績順に後ろから並んだ。

〇遊び場所は、仁王堂は遍照寺、スサキ通りは智光寺というようにお寺や神社が多かった。

〇にくだん、陣取り、馬飛び、けり馬、たけ馬、パッチン。夏はだいたい海で、東と西の波止場の間が泳げないと一年前ではなかった。

〇笠神社の祭りと正月が小遣い10銭、大仙様の縁日は5銭。








笠岡町女子国民学校の思い出

●印象に残る楠公母子銅像

校門を入ると楠公母子銅像がありました。
なにかあると、その前に全校生徒が並んでお話を聞いたものです。





●ちしゃの木
昔の本館の玄関右にあり、
岡山の後楽園にある木だと言われていました。

●六甲国民学校の児童
昭和18年9月、六甲国民学校の5.6年生が疎開してきました。
玄忠寺や遍照寺などに泊まっていました。
学校から帰ると、よくいっしょに遊んでいました。

●空襲警報
5.6年生を先頭に、畑の中に伏せたり、商業の山に登ったり、墓の中に伏せたり。
陣屋のどぶ川にはいって伏せていた時、すぐ頭の上をB29が通ったこともありました。


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