ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

ソウル・ディープ

2010-01-08 20:03:26 | ソウル、ファンク
NHK-BSでやっている「ソウル・ディープ」が面白いです。ソウルの誕生から発展と変遷を描いたBBC制作のドキュメンタリーで、全6回です。現在既に4回まで終わっちゃってるんですけどね。

1回目がレイ・チャールズを中心にした「ソウル・ミュージックの誕生」。2回目がサム・クックを取り上げた「ゴスペルからソウルへ」。3回目が「モータウン・サウンド」。昨日の4回目が「サザン・ソウル」でした。1回あたり50分なので、内容的にはあっさり感が拭えないですが、関係者のインタビューや古い映像シーンは大変貴重。若きエタ・ジェイムスやアレサ・フランクリンの生歌映像には思わず身を乗り出してしまいました。あとボートに揺られながら「People Get Ready」を歌うインプレッションズ(口パク)とか。

内容的には3回目の「モータウン・サウンド」の回がなかなか秀逸でした。モータウンの歴史だけではなく、デトロイトとシカゴを比較しながら流れを追い、当時求められていた黒人音楽の趣向や、黒人社会の変遷までも浮き彫りにしていて見応えありましたね。ま、この時代が一番面白いところでもありますし、私が単なるモータウン好きなだけ、といった感もありますけどね。

そして今日が「ファンク革命」、明日が最終回の「ヒップホップ時代のソウル」です。特に「ファンク革命」でのスティーヴィー・ワンダーの映像が凄いという噂なので楽しみです!

って言うか、「ニューソウル」の回は無いんですかね~?