図書館で借りてきた本「 手しごと 」
を読んでいるのですが、

目次は大きく4つに分かれ、
草木布、手技の極み、紬・木綿、日本の素材 となります。
芭蕉布などの草木布はもっていませんし、
着物の布として身近な紬だと手に取ってもみられるので
出してきました。
先日いただいた端切れの中にも紬がありました。
結城紬他、本塩沢や越後伝承紬などです。

上から結城、越後伝承紬、本塩沢です。
紬は袋真綿から手つむぎした糸を用い織られています。
今でもほとんどの工程が人の手によってなされているそうです。
本塩沢には本物である証と、織った人の写真まで貼ってありました。
紬というと、私などはどちらかというとゴワゴワした物というイメージを持っていましたが、触ってみてそのしなやかさと軽さに驚きます。
張りがあるのですが、糸が細いのかとても軽やかです。
もちろん素材は絹ですので、光沢もあります。
糸を紡ぐのにも熟練の技が必要で、
その後もくびり、糸染め、糊付けなどの工程を経て、やっと織りに入るそうです。
多くの人の労力の賜物です。
こうしてみると「きもの」というのは贅沢な物です。
薩摩絣は大島紬の技術が伝承されたもので、
きもの通がいきつく綿織物だとか、
絞りの技術の多様さなど興味深いものがたくさん載っています。
本の内容は多岐に渡り、
何も知らない私などがあれこれ言うものではありませんので、興味のある方は手にとってみて下さい。
それぞれに長い歴史があり伝承されてきたものばかりです。

これは大島紬で、泥染といわれるものです。
私の手元に反物でありますが、
これこそ豚に真珠ですね。
を読んでいるのですが、

目次は大きく4つに分かれ、
草木布、手技の極み、紬・木綿、日本の素材 となります。
芭蕉布などの草木布はもっていませんし、
着物の布として身近な紬だと手に取ってもみられるので
出してきました。
先日いただいた端切れの中にも紬がありました。
結城紬他、本塩沢や越後伝承紬などです。

上から結城、越後伝承紬、本塩沢です。
紬は袋真綿から手つむぎした糸を用い織られています。
今でもほとんどの工程が人の手によってなされているそうです。
本塩沢には本物である証と、織った人の写真まで貼ってありました。
紬というと、私などはどちらかというとゴワゴワした物というイメージを持っていましたが、触ってみてそのしなやかさと軽さに驚きます。
張りがあるのですが、糸が細いのかとても軽やかです。
もちろん素材は絹ですので、光沢もあります。
糸を紡ぐのにも熟練の技が必要で、
その後もくびり、糸染め、糊付けなどの工程を経て、やっと織りに入るそうです。
多くの人の労力の賜物です。
こうしてみると「きもの」というのは贅沢な物です。
薩摩絣は大島紬の技術が伝承されたもので、
きもの通がいきつく綿織物だとか、
絞りの技術の多様さなど興味深いものがたくさん載っています。
本の内容は多岐に渡り、
何も知らない私などがあれこれ言うものではありませんので、興味のある方は手にとってみて下さい。
それぞれに長い歴史があり伝承されてきたものばかりです。

これは大島紬で、泥染といわれるものです。
私の手元に反物でありますが、
これこそ豚に真珠ですね。