mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

2018-05-07 | 手芸品
図書館で借りてきた本「 手しごと 」
を読んでいるのですが、


目次は大きく4つに分かれ、
草木布、手技の極み、紬・木綿、日本の素材 となります。
芭蕉布などの草木布はもっていませんし、
着物の布として身近な紬だと手に取ってもみられるので
出してきました。

先日いただいた端切れの中にも紬がありました。
結城紬他、本塩沢や越後伝承紬などです。



上から結城、越後伝承紬、本塩沢です。

紬は袋真綿から手つむぎした糸を用い織られています。
今でもほとんどの工程が人の手によってなされているそうです。

本塩沢には本物である証と、織った人の写真まで貼ってありました。

紬というと、私などはどちらかというとゴワゴワした物というイメージを持っていましたが、触ってみてそのしなやかさと軽さに驚きます。
張りがあるのですが、糸が細いのかとても軽やかです。

もちろん素材は絹ですので、光沢もあります。

糸を紡ぐのにも熟練の技が必要で、
その後もくびり、糸染め、糊付けなどの工程を経て、やっと織りに入るそうです。

多くの人の労力の賜物です。

こうしてみると「きもの」というのは贅沢な物です。

薩摩絣は大島紬の技術が伝承されたもので、
きもの通がいきつく綿織物だとか、
絞りの技術の多様さなど興味深いものがたくさん載っています。

本の内容は多岐に渡り、
何も知らない私などがあれこれ言うものではありませんので、興味のある方は手にとってみて下さい。

それぞれに長い歴史があり伝承されてきたものばかりです。



これは大島紬で、泥染といわれるものです。
私の手元に反物でありますが、
これこそ豚に真珠ですね。
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2018-05-07 | 雑記  花
またきょうも雨です。

昨日、生徒さんからの連絡で、
「雨だからおうちにいますよね。」と言われてしまいましたが、
きょうも雨だから「おうちにいます。」







植物は元気です。
新しい葉がどんどん出ています。

お昼から雨あがってくれないかなー。
コメント (4)
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