昨日は高速道を飛ばして、
高知県立牧野植物園に連れて行ってもらいました。
高知道は愛媛県から山脈を突っ切って進むので、山が深く、道路も4〜500メートルの高さにあります。
トンネルは22箇所、中には1.7キロの長いトンネルもありました。
高知市に近づくほど、山も明るい色に変わります。
二時間ちょっとの快適なドライブです。
牧野植物園は市街から外れた五台山にあります。
山全体が植物園です。
実は昨年も来ましたが、
時間が足らず心が残りました。
ですので今回はこの場所だけに的を絞りました。
たまたまこの日はガンゼキランの初公開の日で、
珍しいランを見ることができました。
山の斜面に群生しています。
元々は野生の蘭で高知県でもよくみられたそうですが、乱獲で消えそうになったものを、植物園で地道に育て、6年をかけて、今回の初公開に至ったそうです。
嬉しそうな様子の園の方の説明を聞きながら、
こうした努力で植物も守られているのだと改めて思いました。
もう一つ、園の中の特別な場所で咲いている
竹の下の方に見えますか。
ホシケイランです。
高い竹(タイワンマダケ)の下でひっそりと咲いています。
ホシケイランは葉面に黄色の斑点のあるのが特徴で、絶滅危惧種のガンゼキランの仲間です。
入園してすぐ目に飛び込んで来るこの場所です。
今回は時間もあり、
園内をゆっくり回り、温室にも行くことができました。
写真もたくさん撮ってきたので、順次紹介します。