かんたん港園には、
若葉の頃は、遠くから見ると白い花が咲いているように見えるので、花かしらといつも確かめに行っていました。
これはまだ青い実です。
アコウの木が何本かあります。
若葉の頃は、遠くから見ると白い花が咲いているように見えるので、花かしらといつも確かめに行っていました。
でも近くで見るとそれは花ではなく、
苞と言って、一枚ずつ葉を包んでいるものだと知りました。
今の木の様子は、これ、
ちょっとびっくりしませんか。
幹や枝にびっしりと付いた実です。
あまりの多さとつき方に気持ち悪ささえ覚えます。
花は、いちじくに似た小型の隠頭花序を、
幹や枝から直接出た短い柄につけるそうで、
それがこのような実になるようです。
幹生花というそうですが、
普通の花を想像したのでは、
花を見つけられないはずです。
これはまだ青い実です。
木によって実のついていないものもあります。
最初の写真の木には実がついていませんでした。
幹には気根が巻きついた様子も見られるので、
実をつけた木よりは老木のようです。
こちらはまだ若いね。
実を摘んできましたが、
いちじくに似た実で、
ちぎると乳色の汁が出ます。
また黒く熟れたものに触ると、手に赤紅色がつきました。
割ってみると、ほんとに小さないちじくのようです。
実は食べられるそうですが、
食べる気は起きなかったです。
港も暮れてきました。
さて帰るとしましょうか。