銀河後悔日誌、つぶやき

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初場所大相撲~暗転~

2006-01-16 21:13:40 | 大相撲観測日誌
 既に半分を過ぎた、9日目。千代大海に続いて、魁皇が休場。
 「年寄の停年日」によると、千代大海は「佐ノ山」(もと幕内蔵玉錦[ざおうにしき]が借用)・魁皇は「浅香山」(もと小結智ノ花が借用)を取得している。
 引退した場合、借りている親方衆は廃業せざるを得ないが、来月末に玉垣(もと小結若浪)親方が停年を迎え、これを智ノ花が借りることができれば、魁皇の“引退準備”が整うことになる。大海は知らない。
 ちなみに、伊勢ケ濱部屋は9月で終わりかな…? 一門はどうなるのだろう。

 さて、幕下。若ノ鵬・出羽鳳が5連勝。福薗は残念ながら1敗。弓取り皇牙が11枚目で4勝目。澤井は2勝3敗と苦しくなった。3枚目把瑠都が勝ち越し。

 十両。琉鵬が十両勝ち越し第1号。豊真将6勝目。猛虎浪は2敗。泉州山・大翔大は負け越し。
 海鵬―泉州山のあと、進行が早いので呼出しが土俵を掃き清める。普段はどんどん進行していくが、早すぎると「間」が作られる。幕下以下であれば、普段は撒かない塩を出して調整できるが、十両以上は仕切りを延ばすわけにも行かず、こうした措置が取られる。
 栃乃洋―玉春日の1敗対決は、栃乃洋の勝ち。

 中入りの企画は「逸品に見る相撲文化・弓取り」。
 我が『銀河大角力協会』最初のコンテンツは、実は「弓取り」だった。
 今日は珍しい「谷風の弓」や、“最古の弓取り映像”と言われる、昭和15年1月(幕下の周防洋)の弓取り映像が流れた。
 弓取りの映像は、どうしても普段は忘れられがち。でも、その技術たるや、素晴らしいものだ。よっぽど早く終わった時以外は映像が出ないが、たまにはゆっくり見たいねえ…。

 中入り後。
 北桜が“絶好調”で時津海を破る。ともに2敗。
 若き稀勢の里が、ベテラン土佐ノ海に勝利。
 普天王が若の里を寄り切り。ともに5勝4敗…。
 忘れちゃいけない、春日王が2敗を守る。
 北勝力が9連勝。上位と当たっていないので同列には扱えないが、まあ、良いんじゃないの?

 安馬がパッと高見盛を寄り切る。
 岩木山がアッと黒海を突き落とし。
 露鵬が豪快に春日錦を上手投げ。
 玉乃島がまあまあ2勝目。
 琴光喜、実は2敗グループに残ってる。

 琴欧州は7勝目。
 ついに栃東が1敗、雅山が殊勲…って言うか、もと大関じゃ。これで一転して優勝は難しくなった。
 白鵬は不戦勝で7勝目。まあ、実際に当たっても…。

 朝青龍の勝ち。


 全勝は北勝力、1敗は朝青龍・栃東。2敗はいっぱい(笑)。


 年間90勝への道を歩むのは、ついに1人だけとなった。歴史に名を刻む。
○○○○○○○○○前11・北勝力
○○○○○○○○●大関・栃東

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