先日、麻布の「ギャラリーぬかが」でシャープス&フラッツの原信夫さんに話を伺ってきた。原さんの歴史は、現在日本で「老舗」と呼ばれるビッグバンドの歴史そのものである。その歴史と共に、原さんに是非聞きたかったのは、ビッグバンドを持続できた理由、維持できた理由だった。その話の途中、原さんは「(本当に自分がやりたい)音楽はやはり残ったんですよ」といった。
それは今から30年以上前、歌謡番組華やかかりし頃、引っ張りだこだったビッグバンドのバンマスとして、そして経営者として、テレビ業界のやり方に忙殺され、自分の音楽を見失いかけたときに、収入を度外視し、バンド経営を賭して「自分のやりたい音楽」を選択した瞬間に思ったことだったという。理想と現実、そしてまた選択。原さんの言葉はひとつひとつが重かった。業界は違っても「好きな世界で生きること」と「その世界でサバイバルすること」の示唆を含んだ時間だった。
いやもちろん、本当にお洒落で素敵なバンドマンでした。詳しくは来月初旬発売の中洲通信9月号で是非。
昨日はサックスプレイヤーのスマイリーさんに連絡。12日は彼が参加しているthe thrillのライブ(渋谷)を取材予定(インタビューは後日)。こちらはthe thrillの紹介と共に、ひとりのミュージシャンとして「ビッグバンド」に参加する意味を聞く。本当に10年ぶりくらいでスマイリーさんと会うことになった。
この他ライブハウス、アマチュア・ビッグバンドの統括協会など何件か飛び込み取材を予定。来週は取材も佳境に入る。
それは今から30年以上前、歌謡番組華やかかりし頃、引っ張りだこだったビッグバンドのバンマスとして、そして経営者として、テレビ業界のやり方に忙殺され、自分の音楽を見失いかけたときに、収入を度外視し、バンド経営を賭して「自分のやりたい音楽」を選択した瞬間に思ったことだったという。理想と現実、そしてまた選択。原さんの言葉はひとつひとつが重かった。業界は違っても「好きな世界で生きること」と「その世界でサバイバルすること」の示唆を含んだ時間だった。
いやもちろん、本当にお洒落で素敵なバンドマンでした。詳しくは来月初旬発売の中洲通信9月号で是非。
昨日はサックスプレイヤーのスマイリーさんに連絡。12日は彼が参加しているthe thrillのライブ(渋谷)を取材予定(インタビューは後日)。こちらはthe thrillの紹介と共に、ひとりのミュージシャンとして「ビッグバンド」に参加する意味を聞く。本当に10年ぶりくらいでスマイリーさんと会うことになった。
この他ライブハウス、アマチュア・ビッグバンドの統括協会など何件か飛び込み取材を予定。来週は取材も佳境に入る。