午前中、高田馬場へ向かう車中、スウィンギンバッパーズの牧さんから電話がかかってきた。
そして高田渡さんが亡くなられたことを伝えられた。
4月3日、釧路のライブ後に倒れて現地の病院に入院し、昨夜未明に亡くなられたのだと言う。
<本当に久しぶりに高田渡さんと会った。初めて特集でお会いしたのが7、8年前。ご縁があったのか、それからしばらく本誌で連載インタビューをする機会を得て、毎月渡さんとはお会いしていた(もちろん吉祥寺で)。その当時、近々に取り壊される予定だった、都心の同潤会アパートを一緒に訪ねたことがあった。その時に撮影した写真を、年末の大掃除で見つけ、「いせや、行ってみようかな」と思っていたところだった。何せ一時期雑誌(LB)を離れるとき(丁度同時期に渡さんとの連載インタビューも終了した)、次の行き先をぼかして、告げずにお別れしたことが自分なりに気になっていたのだ。久しぶりに会った渡さんはその当時よりも本当に元気なように見えた。僕もあの当時よりも元気になったと思う。(僕にとって)会っていなかった時間が無駄ではなかったと思った。>
昨年の4月号で映画『タカダワタル的』を取り上げたときに、本当に久しぶりに渡さんに会った。その時の編集後記にこんなことを書いた。昨年、映画『タカダワタル的』が全国で公開され、時局柄『自衛隊へ入ろう』のカヴァーで再び<高田渡>の名前が注目を集めた。そう、この一年は「タカダワタル」ブームのような状況が起こっていた。きっと昨年会った渡さんがとても元気そうに見えたのは、そんな充実した状況があったからだろう(もちろんお疲れ気味だったけれども)。映画のHPを見たり、映画の広報担当だったアルタミラピクチャーズのSさんの話を聞くたびに、渡さんにとって本当にいい一年だったのではないかと思う。
4月30日から吉祥寺で、その『タカダワタル的』の凱旋上映が予定されていた。
オレはどんな顔して映画を観るのだろう。
今、最後のアルバムになった『タカダワタル的』のサントラを聴いている。
ちょっとばかり寂しく、心細くなる。
今日、渡さんは釧路から吉祥寺へ戻ってくるそうだ。
渡さんのご冥福をお祈りします。
(追記 4月16日)
本日、近親者による密葬をすませ、お通夜・葬儀はない模様。
後日ファンも参加できる<お別れ会>が催されるそうです。
(さらに追記 4月17日)
密葬に行かれた方の話では「本当に“いつもの渡さんのように”眠っているいるようだった」とのこと。出棺は明日の模様。本当に明日、お別れです。
(さらにもっと追記 4月21日)
送る会が決定したようです。
「自転車にのって~ありがとう、渡~」
日時/4月28日(木)13時~20時
会場/小金井市公会堂
参加費/1000円
高田渡さんが死去 60年代フォークの中心(共同通信)
高田渡(ウィキペディア)
『タカダワタル的』公式HP
そして高田渡さんが亡くなられたことを伝えられた。
4月3日、釧路のライブ後に倒れて現地の病院に入院し、昨夜未明に亡くなられたのだと言う。
<本当に久しぶりに高田渡さんと会った。初めて特集でお会いしたのが7、8年前。ご縁があったのか、それからしばらく本誌で連載インタビューをする機会を得て、毎月渡さんとはお会いしていた(もちろん吉祥寺で)。その当時、近々に取り壊される予定だった、都心の同潤会アパートを一緒に訪ねたことがあった。その時に撮影した写真を、年末の大掃除で見つけ、「いせや、行ってみようかな」と思っていたところだった。何せ一時期雑誌(LB)を離れるとき(丁度同時期に渡さんとの連載インタビューも終了した)、次の行き先をぼかして、告げずにお別れしたことが自分なりに気になっていたのだ。久しぶりに会った渡さんはその当時よりも本当に元気なように見えた。僕もあの当時よりも元気になったと思う。(僕にとって)会っていなかった時間が無駄ではなかったと思った。>
昨年の4月号で映画『タカダワタル的』を取り上げたときに、本当に久しぶりに渡さんに会った。その時の編集後記にこんなことを書いた。昨年、映画『タカダワタル的』が全国で公開され、時局柄『自衛隊へ入ろう』のカヴァーで再び<高田渡>の名前が注目を集めた。そう、この一年は「タカダワタル」ブームのような状況が起こっていた。きっと昨年会った渡さんがとても元気そうに見えたのは、そんな充実した状況があったからだろう(もちろんお疲れ気味だったけれども)。映画のHPを見たり、映画の広報担当だったアルタミラピクチャーズのSさんの話を聞くたびに、渡さんにとって本当にいい一年だったのではないかと思う。
4月30日から吉祥寺で、その『タカダワタル的』の凱旋上映が予定されていた。
オレはどんな顔して映画を観るのだろう。
今、最後のアルバムになった『タカダワタル的』のサントラを聴いている。
ちょっとばかり寂しく、心細くなる。
今日、渡さんは釧路から吉祥寺へ戻ってくるそうだ。
渡さんのご冥福をお祈りします。
(追記 4月16日)
本日、近親者による密葬をすませ、お通夜・葬儀はない模様。
後日ファンも参加できる<お別れ会>が催されるそうです。
(さらに追記 4月17日)
密葬に行かれた方の話では「本当に“いつもの渡さんのように”眠っているいるようだった」とのこと。出棺は明日の模様。本当に明日、お別れです。
(さらにもっと追記 4月21日)
送る会が決定したようです。
「自転車にのって~ありがとう、渡~」
日時/4月28日(木)13時~20時
会場/小金井市公会堂
参加費/1000円
高田渡さんが死去 60年代フォークの中心(共同通信)
高田渡(ウィキペディア)
『タカダワタル的』公式HP