徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

自転車にのって/小金井公会堂・自転車にのって ありがとう渡

2005-04-28 22:27:32 | Music
小金井公会堂で「自転車にのって ありがとう渡」。
会場に入るといきなりいせやの社長の花が目に入る。その脇にはイノダコーヒ、URC、ショーボートなど渡さん縁の会社からの花が多数(根岸季衣も)。ロビーと喫煙所には吉祥寺の有名人も勢ぞろいといった趣き。
夕方にどうしても外せない予定があったため、最初の1時間30分ほどしかいられなかったけれども、(その時点での)参加ミュージシャン全員による『自転車にのって』に始まり、発起人のひとり中川五郎さんがMCを務め、声を詰まらせながら友人代表で挨拶した柄本明さん、田川律さんのスピーチ、南こうせつ氏の『ブラザー軒』等、それぞれがそれぞれのスタイルで渡さんを送る。ステージ上には花束と一緒に多くの酒が手向けられ、笑って送ろうという雰囲気が会場に満ちていたのはよかった。長髪のおじさんも多かったけれども、意外なほど若い人が多かったか。次号LBでレポート予定。
(参加者)中川五郎、差等GWAN寛、南こうせつ、田川律、柄本明、キヨシ小林、山崎ハコ、松田幸一、いとうたかお、山田パンダ、遠藤賢司、山本コータロー、井上陽水、小室等、及川公平、大杉漣、四角ケイコ、なぎらけんいち、坂崎幸之助、佐久間順平、シバ、中川五郎、笑福亭鶴瓶、斉藤哲夫、中川イサト、杉田二郎、鈴木慶一/他

<追悼:フォーク歌手・高田渡さん、地元に“追悼の輪”小金井などでイベント/東京
◇小金井、28日にライブ形式の「送る会」
◇吉祥寺、30日~ドキュメンタリー上映
武蔵野市を生活の拠点にし、今月16日、56歳で亡くなった日本フォーク界草分けの歌手、高田渡さんを追悼する動きが、地元を中心に広がっている。28日には小金井市公会堂(同市本町)で仲間の音楽家が発起人となり、ライブ形式で送る会を開く。武蔵野市吉祥寺本町の映画館「バウスシアター」は昨年公開して話題となった高田さんのドキュメンタリー映画「タカダワタル的」を30日から上映する。(中略)送る会「自転車にのって~ありがとう、渡~」は、中川イサトさんら親交の深い8人の音楽家が「密葬だったため、ファンときちんとお別れする機会を設け、渡さんにありがとうの気持ちを伝えよう」と呼び掛けて実現した。午後1時に開始し、高田さんの楽曲をファンと一緒に7時間にわたって歌う。参加費は1000円で当日参加できる。
 「タカダワタル的」は、高田さんが自宅に近い吉祥寺―三鷹駅付近にある行き付けの店で歌について語る内容で、ライブ映像も盛り込まれている。約1年前の公開から地元での上映が待たれており、バウスシアターでの上映がようやく決まった直後の訃報(ふほう)だった。
 初日の30日には舞台あいさつやミニライブも予定されていただけに、バウスシアターの西村協さんは「地元では待ちに待った凱旋(がいせん)上映だったのに、残念でならない」と話す。30日から5月13日までの2週間、連日午後9時15分から上映される。前売り1300円、当日は一般1500円、大学・高校生1300円、中学生以下1000円。
 西村さんは「吉祥寺の街の文化を象徴する存在だった」としのび、高田さんが足繁く通った吉祥寺の老舗やきとり店「いせや」には、訃報を聞き訪ねて来たファンや旧友が「寂しい」「惜しいなあ」とカウンターで会話を交わしているという。>(毎日新聞)

ちなみに6月24日、『タカダワタル的』DVDリリース。
いまだに映画『タカダワタル的』が「短い」だの「渡さんのインタビューが少ない」だの言う人がいるけれども、あれはあのスタイルだから「音楽映画」たり得たわけであって、テレビ的な(要するに説明過多な)ドキュメンタリーを求める人には物足りないだろうけれども、それは野暮というものだろう。と思ってはいるのだけれども、インタビューを含むDVDの映像特典は110分。本編の約2倍也。

(追記5月15日)
<顔を知っている記者が寄ってきて、テープレコーダーを突きつける。
あんまりよくなかったんじゃないかというので、俺はよかったよというと、少し不満そうだ。
今日の収益は高田家に入るんでしょうかと聞くので、入場料一律1000円じゃ儲からないだろと応える。
いったいなにを書く気なんだ。>
いしかわじゅんホームページより

ヘンな記者……。

(追記)
O氏にはかつて取材アポをスルーされた経験があるけれどもw いくら元経験者だからと言ってこれはひどいんでないの? ライターとしての信用なくすと思う……てかオレはもう信用しないが。

#23 マイケル・ハリマン氏

2005-04-28 02:28:59 | 暴言・失言・珍言備忘録
「私が真に喜びを感じる時があるとすれば、彼らが実物よりも『良く』なった時だけです。」マイケル・ハリマン氏

 ドイツの発明家が、世界で最も高性能なロボットダッチワイフを開発した、と主張していることが明らかになった。
 このロボットは、ニュルンベルク出身の航空整備士マイケル・ハリマン氏によって開発されたもので、セックス中になると心臓が速く鳴り出す仕組みを持っているという。ハリマン氏によれば、息遣いもだんだん激しくなり、内蔵されたヒーターで体温を上げる仕組みも持っている。ただし足だけは「実物と同じように」冷たいままとの事。彼はこう語る。「彼らと実物とを区別することは殆ど不可能です。しかし、私は今でも改良型を開発し続けております。私が真に喜びを感じる時があるとすれば、彼らが実物よりも『良く』なった時だけです。」
 ロボットは「アンディ」というブランド名で、ベーシックモデルで一体4,000ポンド(約81万円)で販売中。巨乳等のオプションは別料金との事。医療用に開発されたシリコン製の皮膚の下には、セックス中になると速く鳴り出す心臓を装備している。遠隔操作で動作させることも可能で、ボタン一つでベッドの中でお尻をフリフリさせてみたり、思わせぶりなそぶりを見せる事も思いのままだという。ハリマン氏は、このロボットのデザインはアメリカで売られているダッチワイフを改良したものだ、と語った。ananova(元ネタ)

セックス産業大国日本にもこういう会社があるわけですが。おそらくハリマン氏に勝るとも劣らないかと……。