徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

GO!GO!/仲井戸“CHABO”麗市バースデイライブ! [THE Duet]

2005-10-09 01:50:12 | Music
取材後、一旦帰宅して少々作業。ラトビア戦を録画予約しといて渋谷へ向かう。

SHIBUYA-AXで恒例の仲井戸“CHABO”麗市バースデイライブ「CHABO GO! GO! [THE Duet]」。GO! GO!ということで、いよいよ55歳なのである(こんな若い55歳もいないと思うが)。
今回は5月から隔月で行われた「THE Duet」(@ティアラこうとう)で共演した翠川敬基(チェロ)、駒沢裕城(ペダル・スチールギター)、新谷祥子(マリンバ、パーカッション、ヴォーカル)のお三方を交えたスペシャルヴァージョン。セットリストはオフィシャル参照ということで、この日も18時スタートで終わったのが22時という4時間コース。ファンなら知っての通り、CHABOさんのライブで3時間はザラである。ということで、今日55歳(!)を迎えるCHABOさんだが、これを休憩なしに突っ走ってしまうんだから、肉体的な消耗も激しいだろう。お身体大事にして頂きたいものである。
「THE Duet」でも披露された『ポイ・ポイ』、『トワイライト』のカヴァー、駒沢さんの楽曲にCHABOさんが詞をつけた<うれしい予感>、<かもめ>、そしてライブでの定番曲<プリテンダー>、<My R&R>、<糧>あたりはポエトリー・リーディングで披露。やはり、ここ数年のAXのバースデイライブと比較しても、「THE Duet」のコンセプトに沿って、3人のゲストとのコラボレーションに重きを置いた内容だった。まあ正直、もう少し歌って欲しかったけれども、これが現在CHABOさんが取り組んでいる形態なのだろう(それにしてもポエトリー・リーディングを休憩タイムにしてる輩ってのは……)。
ちなみに翠川さん、ワイン飲み過ぎw 最後はどう考えても酔っ払ってました。

後半は3人と共に『久遠』、『ガルシアの風』、『遥かな手紙(ニジェールから)』。オーラス、最後のアンコールは、「アンコール用の曲ではなくて、本編で演った中でもう一度演りたい曲を」ということで、新谷さんと演った『9月の素描』を3人と共にプレイ。
定番のサッチモの『この素晴らしき世界/what a wonderful world』が大音量で流れる中、カーテンコール。そして続いて流れたのは『アメイジング・グレイス/Amazing Grace』。
CHABOさんのアプローチ、変わったのだろうか。いや、深まったのだろうか。まだちょっとわからない。世界と自分との関係に激しく反応した2001年、2002年あたりのエモーショナルな感動はそこにはなかったけれども、ちょっと手法が変わってきたような印象を持った。もちろんCHABOにしかできない世界はそこにある。

さ、次は『ラプソティー ネイキッド』、それから麗蘭ツアー。今年こそ京都行こうかな……ということで今年も押し迫ってきたですね(まだ早いか)。

記念Tシャツ購入(珍しくアメリカンサイズらしい……)。

戦う男①オオカミ

2005-10-09 00:12:32 | LB中洲通信2004~2010
新宿でジャーナリストの斎藤貴男さん取材。
知っての通り、当代きっての硬骨のジャーナリストではあるが(と書いたものの、硬くもないし、柔軟な人だと思う)、その原点には決してイデオロギーに囚われない(斎藤さん曰く「最初からない」)、シンプルで熱い思いがある。そこに感応してしまうから、オレは愛読者の一人である。
「オオカミおじさんとか言われますから」と斎藤さんは笑う。まあ、それも勲章ということにしといていいんじゃないだろうか。
LB12月号掲載予定。