徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

大阪とか千葉とか

2005-12-30 08:32:22 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
健太「最近大阪とか千葉とかいろんな形で話題を持ってかれてますんで、静岡の代表、埼玉の代表ということで、恥ずかしくないですね、昔の御三家……サッカーどころの試合をですね、決勝戦やれたら良いなという風に思ってます。」(Sの極み 12月29日付け)

年賀状を投函し、午前中に御徒町。年末年始用の酒と魚購入。今年の年末は酔鯨。

上野で昼食の後、急いで家に帰りテレビで天皇杯準決勝・清水×セレッソ大阪。
リーグ戦終盤から尻上がりにチームとしてまとまりつつある清水だが、個々のプレーにも自信を感じられるようになってきた。この日は高木和道だった。リーグ序盤から中盤にかけては起用を疑問視されることも多く、本人も一時期自信喪失気味だったものの、健太が我慢強く使い続けた結果が実ってきたのかもしれない。球際に強く、諦めずに少しでも足を伸ばしていく姿に頼もしささえ感じる。
延長前半、ようやくチョ・ジェジンのゴールが決まり、4年ぶりの元旦・国立が決定。健太の走るサッカーが次の段階に入って来たことを確信した。元旦のゲームで一度ブレイクが入るのが惜しいぐらいだ。

中継を見終えたあと天皇杯準決勝のもう1試合、浦和×大宮を観ていたら、どうやらこちらも延長に入りそうな雰囲気を感じたので国立へ向かう。延長に入ってしまえば、大宮がどう足掻いたって浦和だろうなとは思ったが、案の定立て続けに2点決められ、浦和決勝進出。
大宮劣勢の中、席の後ろで、小学生ぐらいの男の子がひとりで大宮の応援歌を歌っていた。さすがに寒風が吹きまくる国立のベンチは寒かったが、胸が熱くなった。おまえは漢だよ! 

今季最後まで降格争いをしていた清水が決勝に進出することを揶揄する声もあるが、ゲームを見ていない人間に言われる筋合いはないだろう。清水は間違いなく反発力を身に付けつつある。夏の3連戦3連敗、ギド、長谷部からの屈辱を晴らすのは元旦だ。
というかですね……本当に浦和と決勝で対戦できることが嬉しい。清水が強かったときに浦和は弱く、浦和が強いときには清水はグダグダだった。健太の言葉にはそういう意味も含まれている。知らない世代も増えてるみたいだけれど、そういうこと。

『スケルトン・キー』(工作社)、『ちあきなおみ・しんぐるこれくしょん』購入。