徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

最終日/ハシケン『LIVE!~the best of best~』発売記念

2006-08-03 02:37:14 | Music
神楽坂の打ち合わせのあと、渋谷に向かう。
渋谷DUO music exchangeでハシケンさんの『LIVE!~the best of best~』発売記念ツアーの最終日。ツアーはひとりでまわっていたそうだが、最終日の今晩はパーカッション、ホーン隊も加わったフルバンド。『LIVE!~the best of best~』の世界が再現されるわけで、期待は高まる。

しかし目の前に気になる兄さんがいた。ライブが始まって3、4曲あたりから船を漕ぎ始める兄さん。どうやらコップを倒したらしくテーブルは水浸しだ。気になる。視界に入る。
そしてライブ中盤。比較的おとなしく座っていたオーディエンスに向かってハシケンが「これから演る4曲は立った方がいいですよ」と促す。その4曲とは、ホーンアレンジかっちょ良すぎの「SHAKE ME、SHAKE YOU」、ハシケン流ブルーズの「存在しない」、そして問答無用の「稲スリ節」「ワイド節」の怒涛の4連発。ここで一気に盛り上がりましたな。この時ばかりは兄さんも立ち上がり、見事な手振りで「稲スリ節」「ワイド節」を踊る踊る。その見事なステップに、この人は只のファンじゃないなと思った……そしてクールダウン。ボ・ガンボスの「夢の中」のカヴァー。ふと前を見たら、兄さんがまた「夢の中」だよ!
しかしその風景が良かった。気持ち良さそうに歌うハシケンの歌を聴きながら、気持ち良さそうに船を漕ぐ兄さん。何とも幸福な風景だったと思う。
その他、元ちとせも歌ったという「死んだ女の子」のカヴァーも含め、『青い月』と『LIVE!~the best of best~』の楽曲を中心に3時間近くに及ぶライブになった。ライブは2回のアンコールに応え、終了。ハシケンのフルバンドは観なきゃ損ですな。
次回は8月25日、下北沢440でレギュラー隔月ライヴ・Hug<ハグ>。ゲストはおおはた雄一。

ということで、近日ハシケンさん取材予定。

JAGATARA『おあそび』『ロビンソンの庭』購入。

9月号到着

2006-08-03 00:11:41 | LB中洲通信2004~2010
ということで、LB9月号到着。今月の特集は『ヅラ刑事』で映画初主演のモト冬樹さんにご登場願い、そのものズバリ「ハゲ」特集。あくまでも映画は「ヅラ」であって「ハゲ」ではないんですが、「ハゲ・イズ・ビューティフル?」ということでモトさんにインタビュー。もはやあまり知られないモトさんの過去、バンドマンとしての矜持なども答えていただき、短いながらも(これもほとんどノーカット)我ながら充実した、良いインタビューができたと満足している次第。その他、フランス雑波編集部の斉藤あや子さんにもご協力していただきフランスのハゲ事情など等。また先月末に新作をリリースした内田勘太郎さんも登場(特集とは関係ないです)。
隔月新連載も2本。まずは昨日から個展が始まった写真家の北野謙さんによる酒場ルポ「気がつけばいつの僕はコの字」、それから「大人の学校案内」と題して日本カジノスクールをちょいとレポート。
何だか盛りだくさんです……てか、そういやリニュアル号だった。

モトさん、勘太郎さんを始め、ご協力者の皆様ありがとうございました。本日より続々発送中。

ここで[お詫びと訂正]です
2006年9月号「情報スクランブル」の映画紹介および読者プレゼントコーナーにおきまして、映画の情報に誤りがありました。正しくは以下のとおりです。
●『パビリオン山椒魚』……9月16日 シネセゾン渋谷ほかにてロードショー/(C)2006パビリオン山椒魚パートナーズ
●『LOFT ロフト』……9月 テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにてロードショー/(C)2005『LOFT』制作委員会

また「今月の男と女」コーナーにおきまして、香椎由宇さんの写真にクレジット
「(C)2006パビリオン山椒魚パートナーズ」が抜けてしまいました。

読者のみなさまと作品関係者のみなさまに深くお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。