徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

点滴

2006-08-23 02:48:34 | Works
今日は朝からLB10月号最後の戦い。原稿、原稿、ゲラ確認、そして原稿。

そして昼過ぎからは六本木の結び葉クリニックの「点滴バー」を取材。二日酔い、眼精疲労等など目的に合わせて、カウンセリングしながら自分に合った点滴をぶちゅっと刺し、直接ビタミンをチャージするというスポット。実は、これは医療行為としては珍しいものではないそうで、所謂「ニンニク注射(点滴)」と呼ばれるものと同じ。目的別に細分化した「メニュー」を見ながら点滴を打つというスタイル、「バー」というネーミングのユニークさ、六本木と言う場所柄もあるのか、カフェとも間違われる屋内デザインの勝利でもある。
「若い頃は少しぐらい無理してもバリバリ働いた方がいいでしょ? ちょっと疲れたらこういうところに来ればいいんだから」という院長のSさんのスタンスはかなり共感できるものでありました。「ビタミンドリンクを飲むより、点滴の方が直接効果ありますから(笑)」というのも納得。

取材終了後、とっとと家に帰り、ホントの最後追い込み原稿。19時に終了。
これから明日と来週の仕込みをいろいろ。

久石譲『HANA-BI』、Ry Cooder 『Trespass』『The Long Riders』、ジョー山中『永遠のシャウト 証』(徳間書店)、小松左京+谷甲州『日本沈没第二部』(小学館)購入。『HANA-BI』のサントラが蕩けるほどいい。最後の銃声は蛇足のような気がするが。

ちょっと別方面にダメ出し

2006-08-23 02:21:43 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
森岡「苦しい数年間ありましたけどね、そういうところも抜けて、ようやく良いチームのあり方みたいなのが出てきたのかなっていう気がしますけどね」(Sの極み 8月22日付け)

なかなかライブで観られないこともあって、ここのところ清水のことを書くこともなかったが、勝っているときというのは、ブログにまで書く気分にはならない。もちろん勝っているときこそ批評は必要で、それを書くのがプロの仕事だと思うが、プロの人はいっぱいいるみたいなのでそちらに任せる。まあ、

4連勝キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか
得失点差2ケタ突破キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか
4位浮上キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか
浦和と勝ち点差3、射程圏内キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか

書いていれば盛り上がって来るし、いろいろ書くことはあるのだけれども、それは正直イヤラシイ。いや、自慢だ。誇らしいのである。
S極のインタビューを受ける森岡がやけに饒舌に見えるのも、やはりチーム内にもそれなりの自信の芽生えというものがあるのだろうか。しかしそれは決して悪い事ではないと思う。清水の子たちを褒めて伸びる子にしたい。今日の大分戦も饒舌な森岡さん曰く、

森岡「(前半戦のホーム大分戦は)圧勝というか……こないだの甲府戦のノリぐらいに(中略)楽なゲームっちゃーゲームだったんですけれど、そのイメージのまんま明日の試合に臨んじゃうとヤバイかなっていうのはみんなちゃんとわかってるんですよ」(Sの極み 8月22日付け)

ということなので、大丈夫!ということにしとこう。もはや今のチームには十分な学習能力があると信じている。

そして、エスパルスニュースもめでたく通巻100号。
それにしても表紙に使われている青山直晃の写真が、どう見ても70年代の広告テイストなのは何故なのか(マンダムか)。カメラマンの意図なのか、デザイナーは本当に計算したカラーなのか。それよりも巻頭レポートの市川の扉写真は、ちょっと印刷物としてどうかと思うほど暗すぎる。カメラマンの長江さんもそれでいいのか。……というようなダメ出しをするADはいないんでしょうか?
チームの調子がいいから、そんなことはどうでもいいのか。どうでもよくないだろ。