田中誠「西澤が入ったところで僕らも混乱したし、西澤はヘディングが強いし、ニアを塞いでも西澤をフリーにしたらやられていた可能性もある。そのへんは向こうの駆け引きにやられた部分もあると思う」
岩下「(左サイドバックは)実は全然やってなかった。(中略)不安はメチャクチャあったし、左足は得意じゃないし、攻撃は勘弁してくれというぐらい守備に専念してやっていた」
JJ「FKになったところで、(高木)和道選手に相手のDFをブロックしてくれという話をして、和道がすごく良いブロックをしてくれたので、自分の行きたいスペースに入れた。(藤本)淳吾からも速くて良いボールが来た」
テル「やっぱり感動しましたよね」
(以上J's GOAL 9月1日付)
スカパーで静岡ダービー。
ロスタイム2分。
せっかく浦和が負けたのにもったいないなァと思いながらほとんど引き分けを覚悟していたロスタイム。
時計はすでに94分になろうとしていた。
フェルナンジージョがPA右でFKを得る。
健太はほとんどこのワンプレーのためだけに西澤投入。
この日何度も決定機を外していた淳吾は、早く低い弾道のクロスをゴール前に蹴り込む。
マークを外してニアに走りこむJJ。
足で合わせてもよさそうなほど低い弾道で向かうボールに対して、ピッチすれすれの位置で頭に合わせる。
ボールは川口の股間を鋭く抜け、ゴール!
90分以上に渡る焦れた展開から一気に弾けるゴール裏。
まだゲームは終わっていないのにJJはユニフォームをゴール裏に投げ込む。
淳吾は健太やスタッフに抱きつく。
交代させられて歓喜の輪に加われなかったフェルはひとりカメラ前を横切る。
そしてゴールポストを蹴る川口。
JJ「試合前にテルさんと淳吾と話をしていて、自分がゴールを決めたら自分がゆりかごのポーズをやりますと言ったが(中略)ゆりかごのポーズはできなかったが、テルさんのためにみんなで頑張ろうという気持ちはみんな持っていたと思う」(J's GOAL 9月1日付)
前節大敗し、期するものありすぎのジュビロに対して、90分以上焦れる展開を強いられたエスパルス。累積警告で出場停止の児玉に代わって今日の右SBは兵働。しかし序盤からこの右から猛攻を受ける。健太もたまらず前半30分も過ぎていない段階で兵働を上げ、枝村に代えた岩下を右SBに配しゲームを安定させる。代えられた枝村が悪かったということでは決してないが、本当に今のエスパルスはアクティブな采配が可能な陣容なのだ。ただそれでもゲームの流れを変えるには至らない。Jの強行日程はお互い様だとは言え、モチベーションの差は明らかだ(だから前節、大量失点とかしてるチームは嫌なんだが)。
そしてゲームは本項冒頭に戻る。
負けてもおかしくないような内容だったが、最後の最後、ロスタイムに決勝弾を叩き込んだ。悪いときでも悪いなりに結果を出しているのが心強い。これから1週間が空いて、次節は15日、甲府戦。負けられない戦いは続く。
……って降格圏内の甲府と当たるのも嫌な流れなんだけどなァ。上位と当たった方が気が楽ではある。
※テルのご子息誕生記念のゆりかごポーズは最後の挨拶で全員で行われた模様。
岩下「(左サイドバックは)実は全然やってなかった。(中略)不安はメチャクチャあったし、左足は得意じゃないし、攻撃は勘弁してくれというぐらい守備に専念してやっていた」
JJ「FKになったところで、(高木)和道選手に相手のDFをブロックしてくれという話をして、和道がすごく良いブロックをしてくれたので、自分の行きたいスペースに入れた。(藤本)淳吾からも速くて良いボールが来た」
テル「やっぱり感動しましたよね」
(以上J's GOAL 9月1日付)
スカパーで静岡ダービー。
ロスタイム2分。
せっかく浦和が負けたのにもったいないなァと思いながらほとんど引き分けを覚悟していたロスタイム。
時計はすでに94分になろうとしていた。
フェルナンジージョがPA右でFKを得る。
健太はほとんどこのワンプレーのためだけに西澤投入。
この日何度も決定機を外していた淳吾は、早く低い弾道のクロスをゴール前に蹴り込む。
マークを外してニアに走りこむJJ。
足で合わせてもよさそうなほど低い弾道で向かうボールに対して、ピッチすれすれの位置で頭に合わせる。
ボールは川口の股間を鋭く抜け、ゴール!
90分以上に渡る焦れた展開から一気に弾けるゴール裏。
まだゲームは終わっていないのにJJはユニフォームをゴール裏に投げ込む。
淳吾は健太やスタッフに抱きつく。
交代させられて歓喜の輪に加われなかったフェルはひとりカメラ前を横切る。
そしてゴールポストを蹴る川口。
JJ「試合前にテルさんと淳吾と話をしていて、自分がゴールを決めたら自分がゆりかごのポーズをやりますと言ったが(中略)ゆりかごのポーズはできなかったが、テルさんのためにみんなで頑張ろうという気持ちはみんな持っていたと思う」(J's GOAL 9月1日付)
前節大敗し、期するものありすぎのジュビロに対して、90分以上焦れる展開を強いられたエスパルス。累積警告で出場停止の児玉に代わって今日の右SBは兵働。しかし序盤からこの右から猛攻を受ける。健太もたまらず前半30分も過ぎていない段階で兵働を上げ、枝村に代えた岩下を右SBに配しゲームを安定させる。代えられた枝村が悪かったということでは決してないが、本当に今のエスパルスはアクティブな采配が可能な陣容なのだ。ただそれでもゲームの流れを変えるには至らない。Jの強行日程はお互い様だとは言え、モチベーションの差は明らかだ(だから前節、大量失点とかしてるチームは嫌なんだが)。
そしてゲームは本項冒頭に戻る。
負けてもおかしくないような内容だったが、最後の最後、ロスタイムに決勝弾を叩き込んだ。悪いときでも悪いなりに結果を出しているのが心強い。これから1週間が空いて、次節は15日、甲府戦。負けられない戦いは続く。
……って降格圏内の甲府と当たるのも嫌な流れなんだけどなァ。上位と当たった方が気が楽ではある。
※テルのご子息誕生記念のゆりかごポーズは最後の挨拶で全員で行われた模様。