徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

悠里さん

2007-10-11 22:22:03 | LB中洲通信2004~2010
ゆうゆうワイドを聴きながら資料整理。昼からTBSで東京のラジオの顔、大沢悠里さんの取材。『大沢悠里のゆうゆうワイド』は、昨年放送開始20周年、8月に通産5555回を迎えたと思ったら、今日の放送ですでに5599回、明日は早くも5600回である。続けているだけでレコード量産状態なのだ。しかし続けるというのが難しい。ということでTBS内のカフェで悠里さんのラジオ少年時代から現在までお話を伺う。スタジオでも撮影させていただき、さらに外でも撮影、古い写真もお借りすることができた。短い時間だったけれども、いい取材ができた。
12月号に掲載予定。

優しくない日本人の正論/特定健診制度の行方

2007-10-11 22:02:23 | News
いやなニュースを見た。9時のNHKのニュースである。

<平成19年から始まる特定健診制度(糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査)では、メタボリックシンドロームの概念を応用して糖尿病対策を行うことをめざしている。すべての健康保険者に特定健診の実施を義務化するとともに、メタボリックシンドローム該当者または予備群と判定されたものに対して特定保健指導を行うことも義務づけた。5年後に成果を判定し、結果が不良な健康保険者には財政的なペナルティが課せられる。>Wikipedia

企業のメタボリック症候群対策を“義務化”するのだそうだ。しかもそれは何と家族も含まれるのだという。なんてむちゃくちゃな話なんだろう。確かに生活習慣病のリスクは少ないに越したことはない。それはまあ正論だ。しかしこういう安易で、強迫神経症的な施策は、間違いなく特定の人間に対する雇用不安と更なる差別を招くだろう。
誰も反論できない“正論”を突きつけられたとき、人間は思考停止してしまう。そして誰も反論できない“正論”で、身体は軽くなるかもしれないが、人間は不自由になる。
日本人はますます気持悪い“正論”からの逃げ場を失っている。そうするとどうなるかというと、さらに気持ち悪いアングラ携帯サイトに辿りつくのだ。逃げ場を失った人間の行き着く先は自滅しかない。大げさかと思うかもしれないけれども、事態はかなり気持悪く、深刻である。
ついに東京のタクシーも来年1月から全面禁煙になるらしい。まあ共生できない人間がいる以上、僕らは絶滅すべき存在なのだ。それなら恨み言のひとつでも吐いて甘んじて絶滅しよう。

オレはオレ自身の意志でメタボ対策するよ。

(追記 10月19日)
所詮こんなことだろうと思っていたが。

100人……

2007-10-11 01:23:35 | Books
今週の『ニューズウィーク』が<世界が尊敬する日本人100人>という特集を組んでいる。エアギターの大地洋輔や90年代から中国でアジアンロックに取り組んでいるファンキー末吉などお馴染みな人もいるのだけれども、やはり多くは知る人ぞ知る本物ばかり。ということでインタビュー、レポートの記事がある人は、それはそれなりに納得できるのだけれども、それは20人ほどで、あとは簡単な寸評のみ。無理やり100人にしなくてもよかったんじゃないか。つーか武春師匠や倉田保昭さん、三池崇史監督を挙げるんならインタビューぐらいしなさいよ。しかもメイドカフェと一緒に並べるなっての。基準がさっぱりわけわからん。
でも、コレ、お手軽な企画に使えそうな気がするのであった……。