徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

出直し…/第15節東京戦

2009-06-28 00:50:29 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「負け惜しみを言えば、(F東京との)ここ3戦必ずPKを取られてしまう。でも、うちの方も必ずPKを取っているんですが、今日のゲームはPKを取ってくれなかったなと」(J'sGOAL 6月27日付

国立でFC東京対清水。キックオフ直前に一部緩衝帯を開放するぐらい、客がよく入った。日中は暑かったしちょっと蒸したが、スタンドには涼しい風が吹いていた。

で……。
デジャヴじゃなかったようです。東京サポの皆さん、悪い。
ナオの絶好調は嫌んなるぐらい本物だった。あの難しいシュートをねじ込んで決めてしまうのが何よりも、その証明。今季のベストゴールにノミネートされるべき美しいゴールだった。若いプレーヤーが多くなったというチーム状況もあるのだろうけれども、ぐんと成長している気がする。まあ今すぐ代表云々は別の話だろうが…。
フローデの同点ゴールが決まった直後だっただけに鮮烈に残るわな。
で……。
予想通り白熱した攻防になったと思うし、贔屓目ではなくてなかなか面白いゲームになったと思うのだが、序盤に安易なPKを与えるというのはゲームの趨勢に実に大きな影響を与えるわけで、もっと慎重になっていただきたい。これはプレーヤーというよりも、レフリーに言いたいわけだ。ナビスコ予選最終節のわけのわからないレフリングに続いてちょっと水を差されてしまったような気がする。
まあ、ちょっとどうかと思うぐらいのケアレスミスはあったし、もっとできるはずなのに動けていなかったプレーヤーも何人かいたと思うのだが、それでもこれだけの攻防ができたんだから内容はまったく悲観的なものではないと思う。健太も決して「アウエイの戦い方」をしたわけではなくて、最後まで「勝ち点3を獲る戦い方」をしていた。久々に大声出して腹筋疲れたわ……。

更なる極みを目指すためには、勢いがつききらない現状でもちょっと勢いがある程度の東京相手にこういうゲームをしているわけにはいかないのだが、さまざまな意味で今シーズンの山場である7月8月を戦い切るためにもう一回出直しですな。次は7月4日、アウスタでもはや連敗はできない京都戦。
鹿島が予想以上に独走しているだけに、ここで置いていかれると去年以上にキツくなる。