徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

政治ショー

2009-11-26 12:05:42 | News
これまで出来なかったことを公開の場で展開しているのだから、ハナから反発は必至。野党やアンチに餌をやるようなもので、政府としてはリスクが大きい。でも予算の削減や事業の廃止以前に議論が起こるということが大事なポイント。それを調整していくのが政治というものじゃろ…。国民の政治参加という点では意味があることなんじゃないか。前政府の野党にとっては、国民が<目覚める>とか<気づく>ということは後々実に厄介なことになるだろう。
現時点の問題は、事業仕分けを文字通りの「政治ショー」にして煽り立てているしまっている報道のあり方。

<「基準、優先順位はどう決めるのか。誰が元の資料を出したのか。きちんと詰めないと単なる政治ショーに終わる」。NHKの番組で自民党の石破茂政調会長は作業のプロセスに疑念を呈した。公明党の斉藤鉄夫政調会長も「派手なところばかりが目に付く」と同調。連立を組む社民党の阿部知子政審会長まで「派手さ、乱暴さで人民裁判とも言われる。改善は必要だ」と注文を付けた。>(毎日新聞 11月22日付)

<行政刷新会議の事業仕分けで、「来年度予算は見送りを含む削減」を断じられた「次世代スーパーコンピュータ開発」について、大学教授らで組織された「計算基礎科学コンソーシアム」(代表=宇川彰・筑波大学副学長)はこのほど、同開発を「迅速かつ着実に推進することが極めて重要でここに強く訴える」などと、開発継続を求める緊急声明を発表した。>(BCN 11月20日付)

行政刷新会議