徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

西部謙司という男/Jリーグ順位予想(清水のみ)

2010-03-04 20:37:05 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
低い低いとは見聞きしていたがサカマガ、サカダイともに悪質な予想はほとんどなかった。名古屋1位とか、予想的に頭が悪すぎるとしか思えないけれども要するにわかんないよね、ということだろう(カリスマ監督に期待とか、昨年9位のチームを単純な足し算で優勝予想するのは記者、ライターとしてどうかと思うが)。

しかし、フタケタはちょっと意味合いが違う。
悪魔の数字、フタケタ。

フタケタというのは清水の上に9とか10以上、上位クラブがあるということである。予想している節穴に願望や希望が入ってるのは明らかだが、近年安定上位にいて、昨年は終盤大崩したとはいえ(“理由”ははっきりしている)、終盤に瞬間的に首位に立ったクラブをフタケタ、である。
節穴の名前を挙げる。

10位
小須田泰二(サカダイ/磐田担当)
奥間翔(サカダイ/湘南担当)
佐藤政志(サカマガ/新潟日報)

専門誌の編集部員のくせにこれには呆れた。
そして、

13位
西部謙司

問題は今年も西部謙司である。
この男、昨年も2ケタ順位にした上に短いコメントは言い訳に終始していた。そして今年も2年連続の2ケタ予想。しかも2年連続13位。どこをどう予想したら10位以下などといういい加減な予想ができるのか。そんなに予想が嫌ならなら断ればいいのである。

そんな西部謙司という逆風の中、果敢にも1位予想して下さった慧眼の持ち主もいる。それが京都の生んだ名選手、水戸ホーリーホックをシブいチームに育てた名伯楽、スカパーではいつも楽しいトークを聞かせてくれる好解説者、前田秀樹様だ。また静岡新聞の宮崎尚顕さんが1位に予想するのは当然として、サカダイの担当者、広島由寛さんがようやく1位予想をしてくれたのは実に喜ばしいことである。

オレの予想は開幕前日。

若々しい粗野/草燃える

2010-03-04 00:57:10 | Movie/Theater
時代劇専門チャンネルで1979年の大河ドラマ「草燃える」コンプリート放送中(毎日)。現在は序盤で、4、5話まとまったところで観る。ちなみに「龍馬」は早々に断念…だって一週間に1話がかったるいんだもの。といいつつ、後からまとめて観たらわりと悪くなかったりするんだろうけど。

wikiによると原作者の永井路子は「喜劇にして欲しい」とリクエストしたそうだけれども、やはり金田龍之介と武田鉄矢がいい。特に武田鉄矢はその後の重宝ぶりを観るにつけ良くも悪くも大河男だと思う。

しかしエピソードを読めば読むほど、これって完全に北条一族版の「ゴッドファーザー」だよなあ。長男のソニーが中山仁で、マイケルが松平健(と晩年の岩下志麻)とか…。まあ政治とか歴史とかマフィアとか武将ってのはそういうもんだよね。

それにしても最近は仏師としても知られる滝田栄の若々しい粗野が見事。いくら伊豆の田舎者の坂東武者でも傍若無人すぎるっての。