徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

何が楽しかっただよ!大前コノヤロー/第1節広島戦

2010-03-08 19:17:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「高校3年から(入って)出た初めての試合……コンサドーレか何かの試合で使ったときは、『全然何もできなかったけど楽しかったです』っていうコメントで(記者笑)、『こいつ、コノヤロー』と思って(笑)。『何が楽しかっただよ!お前コノヤロー』って(記者笑)。『悔しがれ』と思ったんで(笑)。まあ段々それがね、やっぱりやれないことの辛さというかね、悔しさっていうのを覚えてきて、非常に前向きに取り組んできた成果が、キャンプ等を通してね、出たんじゃないかなと」(Sの極み 3月7日付)

土曜日。スカパー!で広島戦
スタートダッシュが至上命令である今季初戦。結果的にはちょっとどうかと思うような審判だったのでアレなのだけれども、よりによっていきなりPK献上。これではキックオフ直後に先制点を叩き込まれた磐田を笑えない(いや、笑ったが)。
それにしても広島の戦い方には呆れた。好戦的な監督は相変わらず強気なコメントを吐いているが、開幕戦とはいえ、ホームで、Jの中でも面白いサッカーをすると言われたチームが、怪しいPKを決めた後はかつての大分のようなサッカーを展開した。さすがにお互い慎重だった前半こそ一進一退だったが後半に入ると清水が押し込む時間が増えた。
しかし同点ゴールすら決まらない。
が、まあ、引き篭もりサッカーも決めきれないサッカーも開幕戦だからと言えないか。他会場の結果も予想通りのロースコアである。
まあ例年通り開幕にピークを合わせ、さらに今回は気の毒な塚本君の件もあり、開幕戦で異次元の魂が入っちゃった大宮は別だったが(それにしても“J1昇格以来初の首位に立った!”とか書いちゃうライターやそんな劇的状況でも開幕戦の動員が10,210人というのはいかがなものか)。
まあ了戒美子のことはどうでもいい。

そしてロスタイム。淳吾のFKを頭で決めたのが元紀だった。
やはり元紀は何か持っているとしか思えない。
そしてオカが台頭してきたのも3年目だった。
今季は、清水での雌伏の刻が無駄ではなかったことを元紀も証明して欲しいものである。
もちろんしょうもない引き篭もりサッカー相手に勝ち点3は欲しかったところだが、メンタル的には勝ちにも等しい。

次は13日、いよいよホーム開幕戦。