火曜日。水道橋のUPフィールドギャラリーで 『北野謙 溶游する都市/Flow and Fusion』。<溶游する都市>は北野さんの<OUR FACE>を経て現在取り組んでいる<ONE DAY>に連なるシリーズの原点と言える作品だ。
<僕は颯爽とストリートスナップするタイプではない。最初から三脚を使ったスローシャッターであった。それは奇をてらったわけではなく、僕の中から自然に生まれた写真感覚であった。>(作品集『溶游する都市』「存在する者として」より)
スローシャッターで溶游されていくのは都市、自然、人間、そして日常。
今回の作品集はブックデザインも相当力の入ったもので、これは個展で手に取って見て頂きたい。12日には北野さんとデザイナーの町口覚さん、編集者の本尾久子さんによるトークイベントもある(18時30分~@NADiff Apart)
ちなみにパリでの最初の購入者はちょっと驚くようなロック・レジェンドだったそうだ。
てなアーティスティック方面の話はひとまず置いておいて。
ギャラリーで合流した北野さん、徳間のKさんと呑みに行く。
まずは秋葉原の赤津加。みぞれ交じりの雨を抜けて店に駆け込んだのでいつもの絶品煮込みがさらに超絶品。
さらに雪の中、錦糸町の三四郎へ移動して串焼き。
ふたりとも放っておいても語るタイプだからこの日も語る語る。
久々にコの字を満喫したです。
オレもそろそろ開拓しなきゃなあ…。