徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

まだ始まったばかり/アフシン続投の件

2012-12-07 23:22:15 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
アフシン・ゴトビ「我々の仕事というものはまだ始まったばかりです」(Sの極み12月7日付)

アフシン体制の3年目が決定した。まだ契約内容は伝わってはいないけれども、今日のSの極みではエスパルスと清水のブランドにまで言及して“4年目以降”のヴィジョンをボジティヴに示しながら来季の戦いを語っている。
サポーターやクラブ、プレーヤー、そしてもちろんアフシン自身だって、1年目、2年目(途中)の結果には満足していないだろう。契約1年目が健太体制崩壊後のほとんど一からの建て直しだったこと“2011年の日本”という実に特殊なシーズンだったことを差し引いたとしても、アフシンは少なくとも1年目にカップ(ファイナル)に手が届く程度のぐらいプランと自信は持っていただっただろうと思う。
“内容”は悪くないのだから、「足りないもの」はもう明らかになっている。
春先の絶好調からアウエイ仙台戦との頂上対決をピークに崩れ落ちるような長期の未勝利ロード(まるで2011年シーズンの「0-4」3連敗のような)、そしてナビスコファイナル以降の11月の悪夢のような4連敗も、そこに「足りないもの」があったのならば“結果”はまったく逆になっていたとしてもおかしくない。
アフシンは4年目以降のヴィジョンを語る。しかしそれは来週から再開する天皇杯と2013年シーズンの“結果”にかかっている。
2013年は2010年のような「勝負の年」になる。

これからしばらくは契約更改や補強にも注目しなければならないけれども、すでに勝負の2013年シーズンを楽しみにしている。