<北陸電力志賀原発1号機(石川県)の直下を走る「S-1断層」に活断層の疑いがある問題で、旧通産省が一九八七年に現地調査した際、専門家顧問が「(岩盤の上の地層が)堆積後に段差が生じた」と指摘し、活断層である可能性を示していたことが、原子力規制委員会が公開した資料っで七日、分かった。(中略)S-1断層の問題は、旧原子力安全・保安院の専門家会議が今年七月に「活断層の可能性が高い」と認めるまで約二十五年間放置された。>(東京新聞12月8日付 志賀原発 25年前 活断層疑い指摘/現地調査の専門家 規制当局は放置)